~ H18年度 宅建試験 合格予想点・解答・コメント 6 ~ 
ちょっとだけ(問49について)加筆しました。
~ 合格予想点について ~
いまのところ、
34、35点の可能性が高いようです。
なんとか33点くらいまでさがって、
たくさんの方が合格していただけるよう祈っています。
さて、H18年度の本試験分析の第6弾です。
みやざきは講義は大胆にいきますが、
データ分析は宅建業界No.1とおもってがんばっていきます。
なお、みやざきのブログ上の分析は、
『みやざきの独断によるもの』です。
〔 ※ ブログ上の過去問分析は、日建学院の見解ではありません。
最も信頼できるデータとして利用しているだけですので、
誤解のないようお願いいたします。〕
H18年宅建合格理想モデル
権利関係(No.1~16) …9点
法令上の制限(No.17~25) …6点
税 (No.26~29) …2点
宅建業法 (No.30~45) …15点
5問免除(No.46~50) …3点
合計点 35点
~H18 宅建試験 正解一覧~
1. 4 11.3 21.3 31.1 41.3
2. 1 12.2 22.4 32.4 42.3
3. 2 13.1 23.1 33.2 43.1
4. 2 14.3 24.2 34.3 44.3
5. 1 15.4 25.3 35.4 45.2
6. 2 16.2 26.2 36.1 46.4
7. 4 17.4 27.1 37.3 47.3
8. 3 18.4 28.2 38.2 48.4
9. 3 19.1 29.4 39.1 49.4
10.2 20.2 30.2 40.4 50.4
正解率の詳細については、こちらまで。
http://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/housing/2006_kaisoku/sokuho.html
Ⅴ 5問免除科目について
とるべき問題 …No. 46,47 ⇒ 2点
とれたらとってほしい問題 …NO. 48,50 ⇒ 1点
解けなくてよい問題 … No. 49
合計 3点くらい
コメント ~H18年度 宅建試験問題を斬る!~
46.絶対にとるべき問題。
「住宅金融公庫」の学習をまったくしていなくてもとれる問題。
借金をしている人は、早く返せるのであれば、早く返してもいいですよね。
『選択肢1…選択肢2…選択肢3…う~ん。やばい、わからん…
3万払って5点買っておくべきだったか…
』
とおもった次の瞬間。
『あれま、これ4正しいじゃん
』
という問題でした。
47.これもとるべき問題。
選択肢4の、
「高圧電線の鉄塔を消去する加工」
を広告でやってはまずいでしょう(不当表示にあたる)。
48 統計…かなり嫌がらせの1問
さいしょは、みやざきもびびりました。
絶対の自信があって消えたのは、選択肢3だけ。
でも、かなりテクニックを駆使して答えはなんとか出せました。
みやざきが知っていたのは、選択肢4について、
『 H17年について
新設住宅着工数…123.6万 (+4.0%)
3年連続の増加 』
恥ずかしながらたったこれだけだったんです
(めんどうなので、合格に必要最低限のことしかおぼえないんです…
)
そこで、H17⇒H16におきかえて、
『 H16年だと、
新設住宅着工数…123.6万 ÷ 1.04 = 118.8…
≒ 119万
おっ、これはOK!
3年連続の増加 から 1年分ひいて、2年連続の増加
おっ、これもOK!
う~ん。
「年」と「年度」の違い と 覚えていない前年比
はちょっと気になるが、
選択肢1は違うし、(禁断の秘技によっても、)
4が答えでしょ。 』
と解きました。
まぁ、ちょっと厳しい解き方ですね。
こんな解き方おぼえちゃだめですよ。
みやざきは、もともと理系でしたし(卒業は法学部なんですけどね。)、
時間に余裕があったからできただけです。
こんなときかたもあったんだな、くらいでながしてくださいね
49.「2ちゃんねる」でかなりもりあがっている建物の問題ですね。
解けなくてOKです。
これは、3番でひっかかってしまいますね。
みやざきももれなくひっかかりました
(恥ずかしいけど、うそはきらいなので、しょうじきに告白しちゃいます
)
選択肢3は、
えっ、『例外あるじゃん! ⇒ ×』
これがふつうの解き方でしょう。
宅建受験生は、建築関係の専門家ではありませんから、これ以上はわからないとおもいます。
3を選んでまちがえたらやむをえません。(みやざきもまちがったし…)
なお、
日建学院で公表しているデータ(52.3%)は、
①五問免除者を正解扱いしているデータで、
また、②日建学院は建築系の方が多いので、
正解率が高くなっているだけです。
おそらく、一般受験生の正解率は20~30%くらいではないでしょうか。
念のため、選択肢3は、『法令上は』正しいと思う根拠について。
本問では、
『木造』の『2階建て』に限定しており、
この場合には、例外なく、土台を基礎に緊結しなければいけないそうです。
~建築基準法施行令42条2項~
(木造について…土台及び基礎)
第四十二条 構造耐力上主要な部分である柱で最下階の部分に使用するものの下部には、土台を設けなければならない。ただし、当該柱を基礎に緊結した場合又は平家建ての建築物で足固めを使用した場合(地盤が軟弱な区域として特定行政庁が国土交通大臣の定める基準に基づいて規則で指定する区域内においては、当該柱を基礎に緊結した場合に限る。)においては、この限りでない。
2 土台は、基礎に緊結しなければならない。ただし、前項ただし書の規定によつて指定した区域外における
平家建ての建築物で延べ面積が五十平方メートル以内
のものについては、この限りでない。
※実際に例外があるとしたら、違法建築物になるかも…
問49 で悩んでいる方に、みやざきのブログをご紹介してください。
http://blog.goo.ne.jp/miyazakisensei-takken
http://blog.goo.ne.jp/miyazakisensei-takken/e/9a3897ceaa895e6401eb5d579b4a1457
※ただ、この条文を前提としても、例外があるのではないか?
との指摘も、2ちゃんねるのなかにあるようですね…
ここまでくると、正直よくわからないので、結果を待ちたいと思います。
あとは、建築の専門の方に任せましょう。
~興味のある方へ:nahaさんのコメントより~
http://2ch.kokyudaigaku.org/
http://www.geocities.jp/takkentoi49/
50.とってほしい問題ですね。
たしかに、3の「平坦地」という表現はちょっときになりますが、
選択肢4がはっきりと間違っているので、4を選べたと思います。
5問免除科目については以上です。

よりよい宅建ブログへ。がんばるみやざきへの応援クリック♪
ブログの記事の著作権は宮嵜晋矢(みやざきしんや)にあります。
許可なく、無断で転載することなどを禁止させていただきます。