ようこそ私の庭へ 

季節を忘れずに咲く花、大きくなる木、きまぐれ猫、その他もろもろ日々の綴りです。

7猫家族物語

2008年01月27日 | 7猫家族物語り
熟 睡



 寒い朝だった。僕は目を覚ましたその瞬間から、今日は雪が降るかもしれないと感じた。カーテンの隙間からそっと外を見ると、薄暗くてはっきりとは見えないけれど、空はグレーの雲でおおわれていて、典型的な冬空だ。朝日がのろのろと昇ってきてからも、東の空の一部分が一段と濃いグレーの塊になっていて、そしてその塊が垂直に地上へと落ち込んでいる。そうか、あのあたりの町では明らかに雪か霙が降っているんだ。
 とにかく、寒い一日になりそうだ。ママ猫も、最近は寒さのせいでお寝坊さんだよ。


   ヤッター!かき氷だー!
ところで、庭の木も草もみんな寒さに凍えて眠っているようだし、だから、今日は僕のことをちょっとお話するね。僕は7猫家族だよ。

    *出生地 : わんぱく山の、土管トンネルの中。
    *家 族 : 7猫 
      ママ猫
     6兄弟猫  
           1、長男猫の僕 マイマイ(戸籍上の名前:マイケル)
           2、長女猫  ミー
           3、次男猫  リー
           4、次女猫  サー
           5、三男猫  シー
           6、行方不明、コウノトリが連れて行ったままになっている。
ママは、僕たち兄弟がバラバラになって遊んでいて、何か危険が迫った時とか、危ないことした時には、“マミリサシ!”って大声でまとめて呼ぶんだ。

     体重MAX
6番目の子猫が行方不明というのは、「生まれるとすぐに、コウノトリが連れて行ってしまった。」ってママが言うんだ。なんでそんなことになったのか、事情はわからないのだけれど“もう少し育ってから連れてくる”というコウノトリとの約束らしい。

*LINK:コウノトリ

ただ・・本当にそのコウノトリを信用していいのか、信頼できるコウノトリなのか、僕は不安でたまらない。しかも、僕が思うには、ママが言っているコウノトリとは、実は白鷺なんじゃないかな?僕の庭の東側に流れている、おせじにもきれいな水とは言えない、あの用水の中で、いつも何かつついて食べているヤツラ。あの白鷺とコウノトリとをママは間違えているかもしれない。それとも騙されているのかも。コウノトリ、そんなのが僕の家の周りにいるわけないじゃないか!ぜったい変だよ。ママは「夏までには連れてきてくれる約束になっているの。」なんて、のん気なこと言ってるけど、本当に大丈夫なんだろうか?続
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散歩から帰ってくるとコロコロ儀式がまっているー!

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