木を切る男
庭木ですが、家に沿ってL字形にサザンカ、紅葉のきれいな楓の木はシンボルツリーとして植えたのですが、
木は大きくなります。見た目良い大きさで止まっていてくれたら良いのですが、木も大きくなりたい。
ドンドン大きくなって、手の届かない大きさになって、手入れが大変です。
私は切り刻んだ枝葉を袋攻め程度のことしかできませんが、この暑さの中・・庭師さんにお任せしたら
と言っているのですが、次第に~これは彼の趣味の一つかもしれないと思い始めています・・
「木を植えた男」
そんな姿を見ているうちに、ふと思い出した10年以上も前に読んだ一冊の本。
「木を植えた男」琴線に触れる一冊です。
時は第一次世界大戦が終わった時代。疲れ、荒れ果てた大地を故郷に向かって歩く若い兵士の回想録で始まる。
南フランス・プロバンスの荒れ地。遠くの荒れ果てた丘陵地帯に小さな人影を見る。
荒れ果てた大地にドングリの実を丹念に植え込み、人知れず何十年もの間、黙々と木を植え続け、
やがて森を蘇らせた一人暮らしの寡黙な初老の男の物語。子供を病で亡くし、続いて妻も。
命が蘇ることをひたすら願いながら、木を植え続け、やがて緑の大地を蘇えさせる。
フランスの作家ジャン・ジオノの短編小説。1953年発表。