マングローブの林

これがタイでほとんど見かけられなくなったマングローブの林である。
海岸から道路を隔てたところにある。
この辺はえびの養殖が盛んなので、奥まで海水を引いてえびの養殖池に貯めている。
また古くなった海水は放流するので環境破壊の問題も大きい。
日本人は世界のえびの６０%を食べているといわれ、えび養殖による環境汚染には責任がある。

Nok Airで帰りました。

２５日朝6.30にサンティ先生がHotelに迎えにきて下さる。
DD7805　のNok-Airで０９：００バンコクの空港着。
10:00に芝浦工大からお客さんが来るので急いでバスに乗って（？）大学に。
途中学長から電話が入る、しまった！訪問者用の資料そろえるの忘れていた！

“みんなの地球地図”(Global Map)の授業始まる!

土曜、午前からIT室に生徒２０人程度集まってもらって“みんなの地球地図”の説明が始まる。
タイの先生、私も含めて、まだ誰もどんなことをやるのかわからない状態で不安であったが、学生の飲み込みがとても早く、既に地図を開きアプリケーションで自分なりにアレンジを始めていた。
先生も副校長、英語の先生、宗教の先生まで総動員でとにかく日本人専門家からのTransfer(アプリケーションの使い方、授業の意図の伝達)は終わった。
本当に皆真摯に取り組んでいただいて頭が下がる思いだった。

フエリス内田先生と石川さん

NakornSiのインターネットカフェで日本の関係者との通信を試みる石川さんと
内田先生。
内田先生はフェリス女学院大の情報センターの先生。
石川さんはインターワークという会社のチーフプランナー。
ご両方とも大変頼もしい“地球地図プロジェクトのサポーターである。
結局この日は日本などに国際電話もしてみたが、土曜ということで、うまく連絡がつかなかった。

頼りになります！ Santi先生

“地球地図プロジェクト”タイ側の指導、サンティ先生である。
副校長、授業は普段持ていらっしゃらない。
われわれのProjectのため特にこの任を受けていただいた。
（日本側は慶応付属高校太田先生）
タイでは地理教育が進んでおらず心配して板だ先生も学生もレベルが高く、まったく心配無用だった。

地球地図の授業の様子

土曜日、まずIT担当の先生からアプリケーションのインストールの方法から説明して貰う。

あれ、インターワークの石川さんもいつの間にか生徒としてブースに座っていました。

海岸線浸食の様子(Photo)

海岸線を走るこの道路のダメージは計り知れない。

当たり一帯はえびの養殖場である。えび養殖の生簀に海岸線から海水を引き込み、そこでえびを養殖し、数ヶ月するとまた全部海水を吐き出し、生簀の底を掃除して、また海水を入れるという作業を繰り返すことも海岸線後退に貢献(?)しているようだ。

Pak Panang 地区の土壌浸食の様子

ナコン　スィ　タッマラーットのパーック・パナン地区。
えびの養殖があたり一帯にある。
土壌浸食がひどく、道路に大きなダメージが出ている。
温暖化の影響とたぶん、えび養殖による生態系への変化が影響していると思われる。

浸食された海岸線

街から海岸線に出たあたり、今一番この県で問題になっている海岸線の浸食。

これは相当“きている”もっと依然は海岸線は向こうだった。
電柱などは完全に水に埋没している。
嫌悪対策事業予算も限界があるだろう、これでは近いうち道路は使えなくなってしまう。
海が似合う内田先生。

お世話になった学校の伝生徒一緒に

Glabal Map のプロジェクトを一緒にしているPCC校の先生方と、
PakPhanan の海岸に出かける。
タイ南部はいいところが沢山ある.