ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

幼児期にとった行動でこんなにも影響が出てしまうなんて・・・

2020-12-24 23:35:51 | 思うこと
今日はクリスマスイヴですね。
皆さんのお宅では、どんなクリスマスを迎えられているのでしょうか。

チキンにケーキに?シャンパン?

我が家はうなぎでした(笑)
ケーキもなし(笑)

例年なら鳥のもも肉を買ってきて、何か料理を作って、
ケーキも作って・・・というところですが、なんかやる気が起きない。
なにせ家族が揃わないし、それを用意したからといって、うちの男どもがそんなに喜んでくれるわけでもないからね。

女の子がいたら違うんだろうなと思ってましたが、女の子のいる友達が
「うちの子もそんなに喜ばないよ~イベントとかにあまり興味がないみたい」

女の子だから・・・というものはないようです。
その家庭、家庭なんですね

我が家はこれからも通常ベースで行こうと思います


先日、一緒に旅行をしたママ友ですが、息子くんの幼少期の話を聞いたのです。
びっくりする内容だったので、今日は、その話をしたいと思います。

息子くんが1歳半の時に、弟くんが生まれました。
彼女は実家に帰省して出産したのですが、お母様に、息子くんの面倒と、お産使いの両方は負担なので無理。
そう言われ、息子くんを祖母の家に預けることにしました。

出産を終え、退院して、すぐ息子くんに会いに行きました。
すると、息子くんは睨むような眼でママをみて、絶対に寄ってきません。
息子くんに触れようとすると、嫌がって叩こうとしたそうです。

たった1週間か、10日?離れていただけで、そうなってしまいました。
また一緒に生活すれば戻ると期待したけれど、甘かったそうです。
しばらくはずっとそんな状態で、ママが用意したご飯も食べようとしなかったそうです。
それでも、少しずつ、少しずつ、緩和されてきたのですが、
元の状態になるまで、約半年かかったそうです。

彼女が「多分、捨てられたんだと思ったんだと思う」と。

一緒に生活するようになっても、なかなか元に戻らなかったのは、
弟が生まれ、弟の世話に手がかかったこと。
自分よりも弟の方に行ってしまうママ。
捨てられた感が消えなかったのでは?と。

だから、弟くんの世話は最小限。
泣いても放っておいたことも。
意識して、息子くんに時間をかけるようにしたそうです。

母と息子くんの二人だけの時間を作るといいと、アドバイスを受けて、
幼児教室にも通ったそうです。
幼児教室では、母とのスキンシップや共同作業などがあったそうですが、
触れようとすると嫌がって叩いたり、逃げようとしたりしたそうです。

事情を知っている教室の先生が息子くんに話かけ、助けてくれる。
本当によくしてくださったそうです。
その幼児教室に通っていなかったら、どうなっていたかわからないと言ってました。


いや~しかし、1歳半から2歳にかけての話ですよ。
たった1週間か10日のことで、こんな状態になってしまうんですね。

でも、もし、3歳くらいになっていたら、
「弟が生まれるからね。少しだけお別れだよ」のママの言葉を理解し、待つことも出来るのだろうと思います。
1歳半なので、ママの言葉が理解できないし、突然、ママが消えた・・になってしまったのだろうと想像します。
小さい子ほど、要注意かもしれませんね。

その時、かなり暴力的に抵抗をしていたそうですが、今の息子くんはとっても穏やか。
過去にそんなことがあったとはとても想像できないほど、優しい笑顔の青年です。

でも、「三つ子の魂百まで」という言葉もあるように、
息子君の潜在的な部分で、あの当時の息子くんの要素が潜んでいるのではないかと
友達は心配しています。

あの時の事を覚えているのか、まったく忘れてしまっているのか・・・
聞いてみたいけど、怖くて聞けないと言ってました。

ほんと、どうなんでしょうね。
ただ、今の息子君に特lに問題はない。
親子の関係も問題ないです。
勉強も真面目にやっているし、ちゃんと彼女もいて~羨ましい限りです

だからあえて掘り返すこともないですよね。

しかし、まさかそんなことになるなんて想像も出来なかったことです。
私も、まだ小さいのだから、わからないだろうから・・・と、何気なくとった行動はあると思います。
それが不登校に繋がった可能性は否定できないので。

改めて自身の幼児期の親子関係の在り方を考えさせられました。

子どもの心は侮れないですね。

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