たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

ハクチョウといっしょに足環193♀と連れがいましたよ

2024年12月14日 | 野鳥

昨日は午前の観察散歩で、

出合えなかった足環193♀とその連れ、

エサもあまりないから来ないのかな。

少し不安の中で散歩をしました。

 

今日はどうかな?

10時ころ朝の散歩に出ました。

小麦畑に、

いつもはもっと東(1㎞ほど先)にいるハクチョウが来ていました。

場所を移そうと飛び立つハクチョウの姿。

いい!

そんなハクチョウに紛れ込むように

タンチョウが2羽いるのを見つけました!

 

ドキ ドキ...。

左側にいるタンチョウの脚がキラキラしています。

ウム、間違いないな。

 

もう少し詳しく観てみよう。

193♀ですね。

連れと一緒にきょうは現れました

途中で、私と同年配くらいのご夫妻が車から降りて、

ご主人はカメラを持って歩道にやって来ました。

奥さまの病院帰りだとか。

 

話は飛んで、

ご婦人との会話の中から...。

 

(ご主人はカメラに熱中)

この2月に脳梗塞を発症したそうで、

杖をついて(と言ってもしっかりとご自分で歩いていました)

今日は近くのクリニックに薬をいただくため受診の帰りだそう。

 

元気な時はステンドグラスを楽しんでいた話や

あれやこれやと...。

(私)そうですか。手足のまひは少し残ったようですけど、

   会話には不自由がなさそうでよかったですね。

そうなのよ、わたしおしゃべりが大好きだから。

 

私が同じ状態だったら、

このような元気で前向きな生き方は難しいのではと思った次第。

励まされた気分でした(笑)

 

もちろん、わたしの話題の中心は、

足環193♀のことをあれやこれや...。

 

それでも、お互い話がかみ合ったんだよね?

不思議...(笑)

 

元に戻します。

 

ハクチョウも少しずつ飛び立ち

足環193♀のカップル(と言っても現時点では相手が♂♀かは不明)も

ハクチョウから離れていきました

今日はタイミングよく会えてよかったです。

 

出来る限り朝散歩するので、

タンチョウも時間を合わせて、

姿を見せてください!

 

この2羽は多分、

十勝川の溜まりあたりをねぐらにしていると思うので、

(川が全面結氷はないので)

少し下流の十勝川温泉、中央大橋辺りに、

タンチョウ保護のため、給仕場が何か所か設置されているので、

そこに行けばエサは十分あるんだけど...。

 

それもテリトリーの関係で難しいのだろうか。

悩ましい...。


来た!!! やって来たんですよ!足環193♀のタンチョウが

2024年12月12日 | 野鳥

昨日ブログで記録しました

足環193♀の話題

 

昨日、枝幸町の坂本さん(ご本人、実名使用了解)からのメッセージ。

「7日に確認以降、確認できなくなったので、十勝に向かっているかも」

こんな趣旨で連絡があり、

何回か見回りしていました。

 

今朝も9時過ぎに例年現われる場所を見たら...。

タンチョウが2羽いました。

通年ここらあたりに現れるタンチョウかな?

足環193♀はここ2年間は1羽だけなので、

違うよな...。

と思いつつも動きを観察していたら、

1羽のタンチョウの脚がキラキラ。

足環をつけている!

 

もしかしたら、サロベツ原野からのタンチョウか?

急いで自宅に戻り、ズームに強い?コンデジを取りに行きました。

左側のタンチョウに間違いなく足環がついています。

 

タンチョウ研究保護グループの資料では、

193は足環が右脚についていることになっています。

 

このタンチョウも右脚に足環がついています。

でも、待てよ。

足環193♀は孤独の1羽暮らしなのです。

 

一方、2羽であることにこだわったものですから、

サロベツ原野のタンチョウの標識の場所についても調べたところ、

標識はすべて左脚になっているのです。

 

不思議だな...?

改めて撮って、トリミングしてみました。

ら...アララㇻ...

193だッ!!!

右脚でも左脚でもどうでもよくなっていました(笑)

 

足環193♀でした!!

 

今年もやってきたんだね!!!

感謝、感激!!!

 

大急ぎで自宅に戻り、

枝幸の坂本さんに電話で直接報告させていただきました。

 

坂本さん、気になっていたのでしょう。

つきましたか!と安どの様子(を感じました)。

 

会話の中で分かったことがあります。

2羽(つがい?)になっていたことについて話したら、

 

一緒に行ったんですね。

実は、こちら(枝幸町)にやってきてまもなく、

2羽で過ごすようになったのです。

最初は小競り合いもしていたようですが、

まもなく仲良くなったようです。

 

ただ、連れ合いが♂か♀かは不明だとか。

場合によっては、かつて育てた子どもかも?

(真偽のほどは来春、営巣行動があるかどうか)

 

今年もやってきた足環193♀。

つがいかどうかは不明ですが、

孤独ではなくなったのかと思うと一安心。

おじさん心...。

 

昨日の今日なので、

あまりにもでき過ぎたドラマだな...。

籠りがちなこの頃に、

外に出る機会ができました。

 

坂本さん、まったくいいタイミングでご連絡いただき、

ありがとうございました!!


足環193タンチョウ 枝幸町を発ったようです

2024年12月11日 | 野鳥

いつもは来るはずのタンチョウたち

エサ場がなくなったのか

留鳥みたいにいるつがいの2羽だけが近くで観察できます

 

私が心待ちにしているタンチョウがいます

足環193をつけたタンチョウの雌です

 

もうそろそろかと待っていますが

今日 (オホーツク)枝幸町にある

S本牧場さんから連絡がありました

12月07日に確認したのを最後にいなくなりました。現在積雪30センチぐらいありますのでたぶんそちらのほうに行ったと思われますので、見かけましたら教えてください。

2023年12月21日撮影

 

この場所に越冬に来て

初めて出合ったのが2016年

出合ったときはつがいでしたが

子どもはいませんでした

4シーズン目に初めて子連れでやって来ました

5シーズン目は2羽の幼鳥

6シーズン目は1羽の幼鳥でしたが

7シーズン目はつがいの♂が事故で亡くなってしまいました

それでも1羽だけでやってきて越冬しました

8シーズン目も1羽だけでやって来ました

 

営巣時期にはオホーツク管内枝幸町で過ごし

越冬期は十勝にやって来るという

ミニ渡りをしているという

私にとってはドラマチックなタンチョウなのです

 

ちなみに生まれは2013年釧路管内です

 

ここ数年

サロベツ原野あたりで繁殖しているタンチョウも

二つがいが十勝にやって来ます

(私の観察場所にも現れました)

(どうやら枝幸経由で来るらしいのです

 1羽には発信機をつけているので経路が分かるらしいです)

 

このワイルド感あふれるタンチョウは

野鳥としてのタンチョウ本来の生き方なのです

(今は留鳥のように狭い範囲で通年過ごしているものがほとんど)

 

9シーズン目となる

2024/2025年

はたしてやって来るか?

 

昨年は12月18日に枝幸町で最後に観察した後

12月21日に団地わきの畑に現れています

 

S本さんの連絡では

7日に観察されて以後いつもの場所には現れていないとのこと

すでに4日間を経ています

 

今年もドラマが生まれるか...?

 

連絡をいただいてすぐ

D型ハウスあたりを見回りましたが

タンチョウはいませんでした

 

結構離れています

 

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S本さんコメントにもありますが

北海道は日本海側・空知・上川・宗谷・オホーツクなどで

大雪になっています

吹雪などで高速道路が不通になっている区間もあります

 

日本海側は全国的に雪の予報ですね

 

雪はフワフワと降ってほしいです


(これまで観察した)タンチョウのヒナたち

2024年05月14日 | 野鳥

季節が春になって

自然界の生物(動植物)が一斉に活動を活発化します

野生の生物にとっては新しい命をはぐくむ季節でもあります

 

退職後に住んだ近くでタンチョウに出合ったことで

タンチョウの優雅な姿はもとより

産卵・抱卵・孵化などにも関心を持つようになりました

 

釧路湿原を中心に生息していましたが

近年は個体数も増え

十勝でも多くのタンチョウが生息するようになって来ました

 

特にこの時期はタンチョウのヒナが生まれる時期で

管内のあちらこちらでヒナが誕生しています

 

タンチョウは地上で育って100日前後でやっと飛べるようになるそうです

地上では 特にキツネや犬・シカなどが捕食

空からはオオワシやオジロワシなどに狙われます

毎日が命がけの育ちというわけです

それを守るのが親タンチョウです

 

タンチョウのつがいを見つけて

一定程度近づいても飛び立たないときは

必ずと言っていいほどヒナがいます

親タンチョウは威嚇してくることもしばしば...

 

観察したい気持ちと余計なストレスをかけない...

それでもあのヒナたちを見たい...

それで買ったのがズームに強いコンデジ

NIKON COOLPIX D700

写りはコンデジですのでそこそこですが

おじさんの欲求は満たしてくれます

 

昨日は天気もよくなかったので

これまで撮った写真の整理をしました

二つ目のHD(容量1T)の残量が少なくなてきたので

何でもかんでもHDにため込んだ写真を見ながら削除をしています

 

昨日は2021年の5月を整理していたのですが

この年はタンチョウのヒナの写真が結構な枚数でありました

そんなことで途中でタンチョウのヒナに心が行ってしまい

何時頃からタンチョウのヒナの観賞を始めたのか?

HDのファイルを遡ってみました

 

ファイルのタイトルから

ヒナが登場したのは2018年あたりのようでした

 

というわけで

写りは良くないですがこれまでのタンチョウのヒナと子育て

少しまとめて集めてみました

 

日付や場所などはランダムで公開は控えますが

自然の中で懸命に生きていくヒナとその愛らしさ

伝わったら嬉しいです!

 

では...

牧草畑でも何度か見ました

(200m~300m離れています)

 

なにかムクムクしているような

いたんだ!

 

多くは水辺で過ごしていますね

エサも結構あるようです

おじさんが見たときは

ミミズをヒナに与えている場面がほとんどでした

 

何時もつかず離れずの距離ですね

 

ヒナでも泳ぎます

これは学習ではないと思います

本能ではないかと思っていますが

 

これは無事育ったのだろうか

5月4日の日付になっていますから...

この時期はほとんどがヒナになっているのですが...

 

気にはなりますが

おじさんのルールとしては原則1回の観察にしています

(多分だけれど)いろいろな人が訪れている可能性があります

タンチョウ親子には大きなストレスと思うので...

(研究者でもないしね(笑))

 

親の後をおぼつかない脚で懸命に?ついていくヒナ

 

なにかを期待している?

 

守られているんだな...

 

 

タンチョウの子育て

子育ち

父さん母さんに守られながら...

 

あの優雅なタンチョウになってね!!

 

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一方

両親に見守られて

ヌクヌク?と育つオジロワシ

生まれ育った環境

育ち方それぞれです

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写真整理の中からでした


覇権争い

2024年03月17日 | 野鳥

用事があって車で出かけました

 

いつも気にかけているタンチョウのいる場所

チラッと見たらいました!

車を住宅道に寄せて観察しました

 

来ていたのは...

足環193♀

雪を食べていました

 

この足環193♀は

2013年釧路湿原生まれ

夏はオホーツク管内枝幸町で過ごします

結構広範囲に移動する未来型?

プチ渡りのタンチョウです

 

足環193♀に気を取られていたら

いつの間にやら現われたタンチョウつがい

最近 頻繁に観察している

(やって来る)

足環448

宗谷管内サロベツ原野から越冬地として飛来

歳前の12月にそれとなく見て以来...

 

この足環448も193♀同様に

プチ渡りのタンチョウつがいです

昨年はオホーツク管内経由でやってきたと聞いたような...

 

昨年は釧路鶴居にも現れていることから

宗谷=オホーツク=十勝=釧路

これらの地域にタンチョウが行き来するようになったということか?

なんかワクワクしてくる環境にいます

おじさんなんかはロマンを感じています!

 

今日もこんなシーンに出合って

帰ってきて車から降りたら

タンチョウの鳴き声

直観的に何か招かざるタンチョウが来たなと

歩いて行ってみました

オーッ鳴いている

威嚇している!

鳴いているつがいが強いようです

足早に移動するタンチョウつがい

よく見たら...

足環448のつがいです

少し離れたところで止まっています

 

ここのエサ場で頂点に立つのは...

通年をここらあたりで過ごすタンチョウつがいです

 

かつてはここでの権力者

足環193♀のつがいでしたが

今は権力消失です

 

生きることは厳しい...

 

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話はすこしさかのぼって

おじさんの疑問なのですが...

 

以下の写真は昨年12月21日に撮ったものです

足環が見えたのでトリミングしました

448に見えたのです

他の情報からも448で間違いないと思っています

 

 

ということで上の写真を見ると

4羽が一緒に写っています

右側3羽は頭頂部が紅くなっているので成鳥かと思います

3羽の真ん中は薄めの紅さなので2022年生れかもしれません

左端は幼鳥です

 

そこで思ったこと...

 

足環448つがいの子どもではないか?

これはサロベツ湿原センターに問い合わせてみる必要がありそうです

もっと想像を膨らませてみて

頭頂部の薄い真ん中のタンチョウは

一昨年生まれの448つがいの子どもだったりして...?

 

今は2羽のつがいだけが飛来しているということは

昨年12月観察した幼鳥は親離れした?

(それが一昨日 日新の丘で見かけた幼鳥だったりして)