昨日の夕方から美瑛入りし、昨晩はabeteでの親子、稚内ツーリング紀をお聞きし、今日のメインは十勝岳温泉ヒルクライム。
oakway武藤氏のお勧めヒルコース。一度は来たいと思っていたのですが、なかなか時間がつくれなく、今回はabeteとダブルということでやっと念願成就ということになりました。
朝からアタックすればいいのでしょうが、押し寄せる歳には余裕が必要です。ホテルを9:40頃出発し、美瑛の丘をまわって体を整えました。薄曇りながら、周りの景観もまずまず。
新栄の丘から、大雪山連峰がうっすら見えます(右が旭岳)。十勝側からは十勝岳連峰しか見れないので、新鮮です!北海道の屋根ですから....。
新栄の丘を下に降りて、旭岳がちょこんと頭を出しているところを撮りました。おじさんとしては、いいアングルかと思っちゃたリ....。自己満足。
四季彩の丘にも寄ってみました。ほとんどの花が時期を終えている中で、ロベリアという花が辺り一面に存在感を持って咲いていました。帰ってから調べたら、非耐寒性と書いてありましたが....。
美瑛の丘のあっちこっちにカラマツ林があって、丘を彩どっています。だんだん燃える黄金色に近づいています。
12:00、武藤氏がここがという、上富良野ー十勝岳温泉の中間ぐらいにある、チェーン脱着パーキングを出発。間もなく十勝岳温泉まで10kmの表示が現れました。この辺りは勾配もきつくなくウォーミングアップも兼ねて、ケイデンス重視で進めました。
スタートから15分ほどで勾配も徐々にきつくなりはじめました。でもまだ余裕はあります。
30分以上も坂道でペダルを踏み続けるとだんだん余裕もなくなっていきます。おまけに徐々に勾配もきつくなってきます。
今日は、熊にも注意ですから、うつむき加減の姿勢はご法度、しっかり前を見て進みます。スピードはもう13km/hをちょっと越えるくらいです。前方に見える山に励まされて上りました。
直線の上りを、カメラを後ろに向け撮ってみました。坂には見えませんが、これで結構きつい上りに感じるから不思議。
間もなく、白金温泉から来るT字路を通過。
ここからが本当に辛いと感じた上りでした!およそ2kmぐらいでしょうか。ペダルを踏むのを止めるとバイクも止まってしまうくらいの坂、また坂。
でも、まだ取材は続きます。またまた、上ってきた坂をカメラを後ろに向け撮ってみました。
この九十九折りが曲者!厄介な上りになっています。本当にきつい!6km/hぐらいしか出せないところもありました。
T字路を越えて間もなく、おじさんを超していくライダーがいました。声をかけたら、旭川から来たと言っていました。姿はだんだん見えなくなっていきました。
1時間チョットでッ十勝岳温泉に付きました。先着のお方に寄って行って話をさせてもらいました。旭川のOさんとおっしゃる方でした。
Oさん、自分でバイクを組み立てちゃったとおっしゃっていたので、撮らせて頂きました。
Oさんはもともと山スキーを趣味としていたそうで、温泉横に見える山(たぶん富良野岳ではないかと思いますが)にもスキーに来たとおしゃっていました。なだらかな斜面から上り、山肌が裂けているところをスキーで下ってくるそうです。攻撃的スポーツです!スゴイ人!
そんな山スキーのトレーニングの一環として自転車を取り入れたのが、今は自転車にはまっているとのこと。
旭川の自転車事情など、いろいろ交流ができ、いい出会いをさせていただきました。しばらく話をさせてもらいました。これから旭川に戻るそうです。下りは危険ですので、気をつけて!の声をかけお別れしました。Oさん、どこかのイベントで再会を願っています!
人のバイクを撮らせてもらいましたが、1280mまで上ってきたoakway仕様バイクを撮ることを忘れていました。おじさんも入った写真でバイクも一緒に...。
前半で1度だけ、サドルの高さ調整をしましたが、後は休みなしで上りました。
本当にシビレました!
おじさん流のヒルクライムでしたが、達成感はありましたよ。自転車で山を征服した感!
この後はゆっくり温泉につかりました。
帰り道で、こんな表示を見つけました。
14%という道路標示は、あまり見かけません。こんな表示を見ると改めて、シビレます!
上富良野近くの街路樹に赤い実をつけた木を発見!リンゴでしょうか。口に入れたら甘酸っぱかったです。
下っている時もいっぱいフロントガラスに当たってきた虫、この木を撮るのに窓を開けていたら入っていました。雪虫だったんだ。
上富良野手前で左折し、まっすぐ一本道を走り、富良野に出ました。辺りはもう夕暮れ模様でした。
自転車がらみの2日間、楽しみました。
ヒルクライム走行距離10.56km AV9.70km/h MAX21.33km/h 平均心拍148 最大心拍181 平均ケイデンス60(課題?)