どこに寄ることもなく、おじさんを待っていてくれる十勝と家族のもとへ一直線です。19:25、無事、とかち帯広空港に帰ってきました。規則正しい生活をしたので、疲れはありません(と思っていたのでした)。
10月30日、この日は出所(研修に行くとき、「収監」と言いましたので)祝いがダブルでありました。と、いってもこの祝いというのは、誰かがおじさんの研修のねぎらいをしてくれるということではなく、たまたまこの日に出会いがあったので、おじさん心で勝手にそう決めているだけのことなのですけど...。
順番は逆になるのですが、19:00から旧知の友人13名ほどが集まって、親交を深めました。この友人たちとの出会いは、さかのぼること37年ほど前がスタートです。時の流れを経て、今こうして出会えることの喜びは、たそがれるおじさんにとってたまらないひと時です。こんな場を作ってくれたTさんやMさんには本当に感謝、感謝です。これまで何度か会ってきた友人たちもいるのですが、集まるたびに増えてきます。Tさん、Mさんがコーディネートして、二人の見事な連携と、人を通したネットワーク、おじさんの今回の研修が見事に重なってきます。当時を思い出す資料を準備してくれたKさんにも感謝。
この夜は、出会えたことの幸運、それぞれの今やこれまでのこと、いっぱい語り合いました。おじさんの出所祝いとたそがれカンフル剤には、最高のひと時でした。ありがとうTさん、Mさん、そして、みんな。
この夜の前段、おじさんの奥さんと二人での出所祝いをおじさん自身がコーディネートしました。
十勝は、南側に日高山脈、北西に東大雪に囲まれ十勝平野が広がっているというイメージです。おじさんのDNAは十勝東部の海岸地帯。十勝平野の東端に位置します。子供のころは遠くに日高山脈を眺めつつ四季の移ろいを感じ、野生児として育ってきました。よって、日高の山並みには想いいれも強いのです。
そんなわけで、十勝幌尻岳を見上げる、八千代牧場の一角にあるレストランでのランチを楽しんできました。
いく道々は秋も深まってきて、十勝平野のパッチワークをつくり出す防風林も柏の木が紅葉していました。空は雲足も速く、高層での気流の速さを感じさせます。
八千代でのランチは、出所祝いなものですから、いつもより踏ん張って十勝和牛のステーキセット(1500円)としました。食べ始めて、思い出して撮ったもので、だらしなくなりましたが、オール十勝食材の逸品を十勝以外の人にも紹介したくなったものですから。
食事後、外に出て目前に迫る日高の山並みと深まりゆく秋の景観を楽しんできました。下の一枚は、十勝幌尻岳をバックに秋の牧場周辺です。
あわただしく、かつ充実したこの一週間でした。あすからは、おじさんらしい日常が始まります。