ツールドレースを通して、バリバリに張った背中の痛みに耐えながら、おじさんはこの週末、ゆったりとした40kmのライディングを敢行しました。
日中の気温も14度ほどと、10月下旬並みの気温でした。おまけに台風崩れが太平洋沖を通過後ということで、ドンヨリとした天気でした。
サドルにまたがるといつものように気持ちがシャキンとするから不思議です。1週間痛みに耐えた割には、上々のぺダリングだったです。そうなんだよね。無理してリキむから、障害が起きるのです。わかっているのにこうなるおじさんなのです。
この日のライディングの目的は、丘の上にある「桜風庵」で昼食の手打ちそばを食べることだったのです。なもんだから、寒くて曇ってはいたけど、敢行ということだったのです。雲は低かったものの、向かう右手後方の遠くに十勝岳連峰の冠雪した山並みも眺めることができました。
おじさんはソバ通ではないので、うんちくは述べられませんが 、とにかく腰があって、ソバの香りが麺にしみ込んだものでした。少しの間マスターとの会話を交わし、温まった体で楼風庵を後にしました。
さて、話は変わって、雲に話題を移します。この日の雲は上記のような気象条件下の雲であって、いつものような爽快感はありません。人が不安や困難に出会ったとき、心が曇るっていうようなものです。雲にも表情があるって、以前いいましたが、この日の雲の表情は、雲自身が「心が曇る」表情をしていました。いつもいいとこ取りだけじゃつまらないので、こんな雲も雲として受け入れてやろうと思った次第です。
左の1枚は、十勝岳連峰の冠雪です。ズームで引っ張ってきたので、よく見ないと分かりません。右の1枚は、一面に広がる雲です。収穫前のイモ畑の上に配置してみました。