高山にこのような見所がありました。
「高山昭和館」。
何だかレトロチックなオーラが漂っている感じです。
とりあえず入館してみますと、漂っていましたよ。
それっぽい雰囲気が。
ノスタルジー。
とは言っても、私(わたくし)は昭和30年代には
まだ存在してませんでしたけど。
だがしかし、昭和30年代には憧れがあります。
最近は、昔の映画も好きです。
映り込んでる背景など、当時の景色が見れたり
その頃の生活の様子などが見られるので。
小津安二郎監督の東京物語や晩春
(昭和20年代の白黒の作品)など。
台所や大衆食堂の天井からよくぶら下がっていた
ハエとり紙と、その奥には振り子の時計。
両方ウチにもありました。
ハクキンカイロ。
私(わたくし)の父も、冬に使っていました。
紫の巾着に入れると、何というか
中で滑って触り心地がいいんです。
アルミの弁当箱。
フタはかぶせるだけだから、
今の弁当箱みたいに密閉じゃない。
つまり、汁気があるおかずだと隙間から汁が漏れて
弁当包みにシミができてたりするんですね。
小学生の時はまだこういうタイプの弁当箱使ってました。
まあ弁当は遠足の時くらいですけど。
給食は月曜と金曜が米飯、火曜から木曜がパン。
たまにソフト麺の日もありました。
こういうふうにアルミの皿にコッペパンとおかず、
お椀にスープ系のものを入れるスタイルでしたね。
パンは、ちょっと甘い味がする「味付けパン」の時には
透明の袋に入っていました。
普通のコッペパンより、ほんの少し
シットリした感じで食べやすい。
ここで、思い出の給食メニュー。
私(わたくし)の中でまず思い浮かぶのは、
やっぱりクジラですかね。
細かいクジラ肉を揚げてケチャップか何かで
味付けしたようなやつ。
デザートではフルーツみつ豆。
色とりどりの寒天に、ひし形の
杏仁豆腐も入ってたかな。
世の中と共に、給食も変わってしまってるんでしょうね。
牛乳をストローで飲むか、否か、みたいなコト言ってるし。