縄文杉登山の翌日、屋久島3日目。
この日はあいにくの雨。
しかも結構激しい雨。
ジブリの「もののけ姫」の舞台のモデルとなった、白水雲水峡に行く予定でしたが
あまりに雨が降っていたので取りやめ。
前日に弁当を宿で頼んでて、翌朝は7時出発だとフロントに豪語していましたが、
翌朝7時になっても私(わたくし)が現れないのでフロントの人が私(わたくし)の部屋にやってきました。
「7時過ぎていますが・・・」と。
とりあえず出かける事にして、白水雲水峡の前までは行ってみようと。
行ってみると、雨が小雨程度に。
雨の中歩くのはイヤだ、ましてトレッキングなど・・・。
だがしかしレインスーツを持って行ったのは、こういう時の為じゃ、ありませんか。
行く事にしました。
このあたりがもののけ姫の舞台のモデルとなったところらしい。
道のりは普通の日帰り登山みたいな感じなんですが、
わりと観光気分で軽装の人がいましたね。
だがしかし、登山道を歩くんですよ。
なのに。
何と、スカートで婦人シューズ、おしゃれなショルダーバッグに
傘をさして登っていく、つわもの女性がいた。すごい。
山の上にあるお寺とか城なんかで、長い階段をスカートにハイヒールとかで登っていく女性とか
見かけたりする度に「すごい」って思ったりしますが、
この日は雨でしかも登山道、よくそんな姿ここまで登ってこれたなあと、マジで驚いた。
遊歩道が整備されてると思ってたんでしょうか。
さて、白水雲水峡での2時間半ほどのトレッキングを終えた後、
やはり雨が降っているので屋久杉自然館というところに行ってみる事にしました。
縄文杉の登山バスが出ているところです。
ここは雨が降っていなければ来なかったかもしれませんが、来てみて良かった。
縄文杉の、折れた枝が展示してあったんですが、これがデカい。
縄文杉を見た時よりもインパクトがありました。
これは、枝じゃない。樹の幹ですよこの太さは。
2005年に大雪で折れたんだそうな。
あと、ここには縄文杉が発見された当時の新聞記事が拡大コピーで展示されてたり
年表が展示されてたりとか。
縄文杉が発見されたのは昭和41年頃らしく、私(わたくし)はもっと昔だと思っていました。
で、その頃は縄文杉に向かう途中の山奥に集落があって、人々が生活していたんですね。
こんなところに人々の暮らしがあったなんて。
その頃の集落の映像が編集されたテレビ番組が放映されてて、
私(わたくし)はそこで長い時間を過ごしました。
前日にそこ(小杉谷)を通った時には、まさかそこに昔、
床屋や郵便局や商店があって100世帯以上の人々が暮らしていたなどと思いもしませんでした。
ガイドを雇っていたら、登山の途中にそういうのを説明してくれるんでしょうね。
屋久島に行ったら屋久杉自然館に、行くといいよ。
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