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04:30-06:30 20.30-22.30 RadioTre
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
ソリスト・アンコール ラヴェル・マメールロアより妖精の園
同:交響曲第9番 ニ短調 op.125
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
チェン・ライス(ソプラノ)
オッカ・フォン・デア・ダメラウ(メゾソプラノ)
シヤボンガ・マクンゴ(テノール)
ギオルギ・マノシヴィリ(バス)
ラハフ・シャニ指揮サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団および合唱団
2024年6月15日 ローマ、パルコ・デッラ・ムジカ
アルゲリッチはいつのころから協奏曲の演奏で曲目を絞ってきていないか。
ベートーヴェンなら1番2番とか時折過激なものも引いたりするけれど、
それほど何でも弾いて聴かせることはなくなったようだ。
若いころの協奏曲だけれど、ベートーヴェンの作品はそれなりに
弾きこまれていてある意味安心して聴いていられる。2番は好きな
曲らしく、多数演奏している様子。
年齢が上がってできることも限られ、スタイルも買えないとなると、ある種の新鮮さは
少なくなるかも、それをどこで補うか。アルゲリッチクラスになると難しいものもあるのかも。
第9は少し大味なところもあるけれど、大団円に向かって、上り詰めていくような
人生の展開をしていくような長い道のり。この時期、国内ではこの曲一色になるけれど、
海外の団体も夏場に向かって取り上げるところはある。今回は6月のものを
年末にプログラムとして持ってきている。
終楽章のコーダのところは、ものすごいスピードで駆け抜けていった。オケは一糸乱れぬ統率で
ミストーンもなく駆け抜けていった。この集中力はすごいものだった。人は限界を超えることがある。
これだけで聴いた気になったのは面白い。
04:30-06:30 20.30-22.30 RadioTre
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
ソリスト・アンコール ラヴェル・マメールロアより妖精の園
同:交響曲第9番 ニ短調 op.125
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
チェン・ライス(ソプラノ)
オッカ・フォン・デア・ダメラウ(メゾソプラノ)
シヤボンガ・マクンゴ(テノール)
ギオルギ・マノシヴィリ(バス)
ラハフ・シャニ指揮サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団および合唱団
2024年6月15日 ローマ、パルコ・デッラ・ムジカ
アルゲリッチはいつのころから協奏曲の演奏で曲目を絞ってきていないか。
ベートーヴェンなら1番2番とか時折過激なものも引いたりするけれど、
それほど何でも弾いて聴かせることはなくなったようだ。
若いころの協奏曲だけれど、ベートーヴェンの作品はそれなりに
弾きこまれていてある意味安心して聴いていられる。2番は好きな
曲らしく、多数演奏している様子。
年齢が上がってできることも限られ、スタイルも買えないとなると、ある種の新鮮さは
少なくなるかも、それをどこで補うか。アルゲリッチクラスになると難しいものもあるのかも。
第9は少し大味なところもあるけれど、大団円に向かって、上り詰めていくような
人生の展開をしていくような長い道のり。この時期、国内ではこの曲一色になるけれど、
海外の団体も夏場に向かって取り上げるところはある。今回は6月のものを
年末にプログラムとして持ってきている。
終楽章のコーダのところは、ものすごいスピードで駆け抜けていった。オケは一糸乱れぬ統率で
ミストーンもなく駆け抜けていった。この集中力はすごいものだった。人は限界を超えることがある。
これだけで聴いた気になったのは面白い。