金融市場だけど,数値から見ると,もちろん急激な変化,というのが今の状況なの.要は,株安と円高という状況でしょ.
で,金融の数値は将来価値からの割引で捉えることが基本で,急激な変化の要因は将来の不安,という当たり前のこと.で,具体的には,中国経済,それに中東情勢,アジア情勢など,幾つかの不安要因のリスクが高まっている,ということ.
だけど,昨年のデータをじっくり分析する必要があって,例えば,原油価格の下げ,それに金利の政策がどう影響しているのか,というアタリが気になっているの.ココイラは,国際的視点できちんと考察する必要があるけど,何らかの危機の事象発生って,事後的に眺めると関連している構造での兆候って必ず見つかる,ということ.
それと,この急激な変化がどう波及するのかも考える必要があるでしょ.要は,将来価値が不安になると各種のデリバティブズに影響するから,リスクが拡大して・・・.
個人的には,2008年以降の金融の状況を整理して考察する,そんなやり方が大切,と考えているというのが今の状態なの.何が起こっているのか,という金融市場の状態推定って凄く難しいの.もちろん,各種のニュース等は”今”を常に伝えてくるけど,分析ってもっと冷静に・・・.