一説では1990年代に第一次キャンプブーム、そして2010年代後半から第二次キャンプブームとされているようだ。
現在が未だブームの最中なのか、あるいはブームとしてはそろそろオワコンになりつつあるのかは諸説あるようだが、ここ数年、比較的安価な市町村の公営キャンプ場がその経営や管理を民間の業者に委託するケースが増える傾向にあると思う。
以前は市町村が直接経営管理を行っていたが、途中から民間業者を入れて業務委託に変更になった某キャンプ場で、その両方で働いていた友人から話を聞いたこともあるが、やはり民間の会社は採算が一番優先されるので施設への投資と回収のバランスを重視し、採算効率の良い様な料金設定を行うと共に、予約やキャンセル料の規定を厳しくしたり、施設の維持管理費用を押さえて管理人の常駐を止めたり、芝生を止めたりとあれこれと対策をとっているとの事。従い以前からの利用者からは料金値上げや施設運営サービスの低下等について苦情を受ける事もあると語っていた。
乱暴に言えば、市町村の運営だと福祉施設として税を投入したり、収益についてはトントンか若干プラスであれば取り敢えずの運営は成り立っていたが、委託運営会社になると、自社の収益と契約先の市町村への上納金の両方が確保できるような収益体制の確立が必須となるのは致し方ないところではあると思う。
それでも民営化も含めて営業を継続しているキャンプ場がある一方で、閉鎖するところも結構増えてきていて、それは単に収益性だけではなくて、キャンプ場及びその周辺を含めた環境問題から閉鎖を決める場合もあると思う。
端的に言えば、騒音、ゴミ、火事等々キャンパーのマナー問題に起因するところも多いのは少し調べれば、うんざりする程の事例が見つけらる。勿論最低限のマナーというか常識はもっていると信じたいが、大体マナー違反をするような輩はキャンプが好きなのでは無くて、いくつもある娯楽コンテンツの中の一つとしてキャンプを利用しているだけなので、そういう常識やマナーなどは端から待ち合わせていないだろうから、いずれキャンプという娯楽に飽きて、浮ついたブームが過ぎるまでは諦めるしかないし、民営化乃至は公営、民間を含めて廃業・閉鎖が加速するのもやむを得ない。
最近はあまり当てにしてませんが、ハチノス見ても料金高額とか閉鎖が並んでいますねぇ
無料で解放してくれてるところはやがてキャンプ禁止の方向になるんでしょうか・・
ツーリングでは料金や予約で使えないキャンプ場ばかりになってますなぁ
私も先日久し振りにHatinosuを覗いてみましたがキャンツーに積極的に利用したいと思う魅力的な所は少なく感じました。
近所の利根川の河川敷も有料化になりそうです、理由は利用者のマナー違反。
やれやれ自分で自分の首を絞めている事に無自覚なんでしょうね。
いわゆる野営派が増えて行くんじゃないかとも思っていますが、これまた色々問題が顕在化しそうなのを危惧しています。
重複の分、非公開にしました。