御多分に漏れずウチのマンションでも災害用に飲料水や食料等を備蓄しているが、消費期限が近付いた物は希望者に配布して入れ換えをしている。
いつもだともっと早い時期に行われる防災訓練の時に配布するのだが、今年はコロナで中止になり、この時期になった。ただ雨だった事もあってか、何度か館内アナウンスもしたが、引き取り手が少なくて残った分は役員で引き取ってきた。
311の時は会社に泊まったのでやはり備蓄の食糧(多分カレーだったと思う)を食べて、簡易毛布にくるまって寝たが、一晩だけでも結構身体に堪えたから被災されてそういう生活を余儀なくされている方々は大変だと思う。
ちなみにこのサバイバルパン、5年保存を食べてみたけどまあまあの味、食感だった。昔は乾パンくらいしかなかったけど昨今はバリエーションも豊富になったものだ。
で、他にもこんなごはん系も配布したが、そこに記載のアルファ米って何ですかと聞かれてしまった。
昔は山屋さんじゃなくてもキャンプをしていると普通にベータデンプン、アルファデンプン、アルファ米なんて知っていたし、忍者漫画なんかにも出てくる「干し飯(ほしいい・ほしめし)」は20年位保存可能だけど、キャンプブームと言われているのに、案外そういうの知らないんだなぁ~て。
まあこの頃はキャンプ飯も豪華になり、そういう簡素な食事をすることも少ないから馴染みがないのだろうとは思うけど、ECサイト等でキャンプ道具を物色してあれが良い、これが可愛いというのも結構だが、最低限のロープワークや天気の読み方位は覚えろよ、と思ったりして。