3000日経って、燃やさなかった煙草は6万本、一寸想像できない量だけど、もしこれだけの量を吸っていたら、灰皿の吸い殻はどれだけ高く積もったことか。
たばこ代は120万円のセーブ、とは言っても当然丸々貯まっている筈もなく、実際一銭も残っていないし、この金額は禁煙を開始した当時のマイルドセブン(メビウス)@420円/箱をベースにして、1日1箱20本で計算しているが、1日2箱位吸う日もあったから、たばこの値上がりも含めて実際の金額はもっと多くなる。 ただ貯まることはなかったけど、吸い続けていたら1か月で15千円位は煙になっている計算だからその分、小遣いを他に使えるということで、助かっているのも事実。
正直、禁煙するも、喫煙を続けるも本人次第、どちらでも良いと思っているが、ある程度年齢がいってからの禁煙は、事、延命に関してはもう手遅れ、精々3年位しか取り戻せないらしい。
いつも「延びる」じゃなくて「取り戻す」と書くのは、喫煙することにより短くなった寿命を、禁煙、卒煙することで元の寿命に近づけるという意味。ただ、8年以上経っても、寿命は200日位しか戻っていない、とは言え、そんなに長生きしたい訳でもないし、喫煙が死因の直接の原因というのも稀かもしれないけど。
何度も書いているが、卒煙した身ではあるが、「喫煙ってそんなに悪か?!」とは今でも思っている。まあところかまわず吸い殻を投げ捨てたり、周りの状況を考えずに煙を吐き出す様な輩は、勿論論外、最低の所業だと思うが、認められた環境でルールとマナーを守って吸う分には良いんじゃないかと思っている。
実際卒煙して思うのは、昨今の環境下では喫煙すること自体が結構なストレスになり得るし、逆境の中でも喫煙を続けている意思の強さには、ある意味尊敬に値する高額納税者だと思う。
この「禁煙ウォッチ」アプリはスマホにそのままキープして稼働させている。