試張り：Naturehike Tagar2 w/Titanium Peg

昨日到着したテントの試張り、気に入れば週末からの東北一周キャンプツーで使う予定。

朝起きたら風が強い、予報では何時もの霞ヶ浦のテストフィールドの風速は4～5m/s、テストには好都合。朝飯を食べたらDLで出掛ける事にした。

先ずはK5パニア収納比較。左から2017年末に入手したLuxe Tempo2人用（自立ドームテント）、次がLuxe Minipeak2（同じメーカーでは無い、モノポールテント、軽量ではある）そしてイスカのノンスリップピロー。

　　

Minipeak2との比較だとサイズはMinipeak2の方が大きいが持ってみた重量は余り変ず、Minipeak2はモノポールテントだから軽い。

さてテストフィールド到着、今日は貸切状態。風は有る事はあるけど土手下だからそんなには強くない、フートプリントをペグダウンしないと普通に飛ぶ程度。

暑いから日影に設営。ここは下が草、芝で砂交じりの赤土は柔らかいのでキャンプ場としてはかなり良いのだが（宿泊キャンプは禁止）今回のチタンペグのテストにはやや緩すぎる。

　

袋のフラップには説明書、裏に購入日記載。

　

じゃあ、写真を撮りながら一つ一つ状態を確認しつつボチボチ始めるか。ウェストバッグとの比較はこれ（しつこい）。

　

先ずはフートプリントを展開、風があるからペグダウン。150Dとのことだが左程厚くもなく薄くも無い手触り。不良個所は無い。

　

先ずメインポールを通し、次いでサブポールもセットしてからペグダウンして立ち上げるみたいだけど、メインポール＞ペグダウン＞サブポールセットの順序にした。

　

メインポールはスリーブ式（トップにフックが一カ所）。テントの出入口は一カ所、まあ軽いしシングルウォールでフライは無いから向きを間違えたら持ち上げて回転すれば良い。

　　　

立ち上げて気付いたのだが、メインポールのテンションがかなり強くてフロアを引っ張る感じで筋が左右に伸びている。

この状態だと長期的にはこの部分にストレスが掛り悪影響を与えそうなのでメインポールを持ち上げてポールエンドを心持内側に入れたらテンションが減った。（before⇒after）

メインとサブポールが交差するトップ部分はややフラットで水が溜まり易い形状になるがフックのあるフープを縛ってテンションを掛けてRを確保してやると水が切れ易いと海外YTのビデオでは言っていた。

　　　　

インナーのサイズは125x210+55+55x105Hcm、分かり難いかもしれないが55cmは前後の前室を指している様で腕を伸ばした程度の長さ。

　

さて、お問い合わせのあったご夫婦2人、タンデムキャンプツーリング用としてのスペースだが、恥ずかしながら腹の出たオッサンが右側ギリギリに寝てこんな感じ。バイクジャケットを置くとこんな感じ。

　

荷物無で寝るだけなら可能だが（Zライトソルは51cm幅だから2枚敷ける）、かなりタイトだと思うので150mm幅のCloud Upモデルをお奨めする。

後ろ側にベンチュレーションあり。4ヵ所ガイラインポイントがある、風雨の日は使うかもしれない。自在はプラスチックのおむすび型でファブリックを痛め難いと思う。

　　　　　

全景はこんな感じ。

　　　　

各所点検しながら組み立ててみたが今日の時点では問題無し、全体的な出来もLuxe Tempoより上質で悪く無いと思う。建てた時の形状が何かに似ているとおもったが、ハコフグだった。

前述の通りこのテストフィールドの土は柔らかいのでチタンペグは問題無く刺さったのと焼き鳥の串位の太さだが、チタンは表面がざらついていてそれが摩擦抵抗になるのか抜く時は予想より手ごたえがあり、一応効いているという感じ。

これだけでは不十分なので何時もの休憩場所が砂利まじりなのでここで手でグリグリと差してみたら（ハンマーを使う気は無い、手か精々足で押して挿入する）曲がらずにかつ先端は柔軟に石を避けて刺さる感じの手ごたえがあり、ある程度までは刺さった。後は1本、ハンマーで打てるチタンペグを補助に用意しておいて刺さらなければそれでガイド穴をあけるか。

ただテントと一緒に梱包すると生地に刺さったり傷つける可能性があるので持ち運びは軽いから別に分けて収納予定。

　　

実戦投入記事

キャンプツーリング：2018/8 東北一周D1