311震災は言うまでも無く、昨年のゲリラ豪雨の時も、今回の豪雪の時も良く聞くのは『想定外』という言葉。
想定外って何に、明治の初めに北海道に最初の気象測候所が出来てからでも100有余年、地球46億年の歴史と
比較するまでも無く、屁だよね、屁にもならないか。
全否定はしないが、結局人知の及ぶところなんぞ僅かなもの、それでも参考程度には予報も予想も聞いておいて
損は無いが、結局のところ事が起こるまでは何も出来ないでそれを『予想外』と言っている様な気がする。
と言っても別に想定できなかったことを責めるつもりも無い、だって屁だもんね。事が起きてしまってからの対応は色々とあるが、
事前に出来るほぼ唯一の有効対策は、突然の雪崩や一部土砂崩れと緊急避難等を除けば基本的に悪天候の時は外出するな
って事に尽きると思う。
だから以前から再三書いているが、例えば香港では暴風雨警報としてシグナル8(シグナルエイト)が発令されたら教育機関は
休校、会社は原則として出勤免除扱いとなる、
強制では無いので後は個々人の判断次第だが、そうなれば相当数の人は外出しなくても済む訳で、特に『横並び』が好きな
日本人は一人じゃ休めないけど皆で休めば怖くない。
実際自分が香港に居た当時も2、3回シグナル8が発令された記憶がある。出勤するかしないか迷う必要は無かったが、
スーパーや飲食店も殆ど開いていなくてアパートには食料が無くて飯が食えなかったのには参ったけどね。
日本は香港の様な狭い地域ではないので、一律では行かないし、発令のタイミングとかいろいろ検討の余地はあるだろうが、
そこは自然を相手のいわば賭けだから割り切って、当るも八卦、当らぬも八卦で良いんじゃないかなぁ~、負の面をあれこれ
考えるより、結果的にリスクも混乱も大幅に削減できると思うのだが・・・
放置車両の強制排除に関する法案改定も結構だがこれも一緒に考えてもらえないだろうかなぁ~