何だかんだで禁煙49日目

「禁煙は順調か」と問われれば、しおらしくも「ええ、まあ何とか続いてますわ」などと答えるつもりだが、誰も聞かないから一日、一日淡々と過ぎていく。

１か月を過ぎた辺りから少し変化があったので、いつまで続くか分からないから一応禁煙日記風に記録。

味と匂いについては全体的に敏感になったわけじゃなくて、味は塩分についてのみ敏感になった気がする。数日前に食べたワンタンスープ、昼のおにぎり、夜の鳥の香草焼、助六弁当のお稲荷さん、どれも今までは全く気にならなかったのに、何故か塩味が強くて食べ辛かった。心臓が悪いから塩分を控えられればそれはそれで結構ではあるのだが。

後は何故か牛乳が美味しくてここ２週間位いは毎朝５００ｃｃ飲んでいるのと、牛乳を飲んでも腹を壊さなくなった。林檎や蜜柑の味が分るようになってきたのも変化か。

匂いの方もこれまた何でもかんでもじゃなくて、禁煙すると敏感になるという煙草については殆んど気にならないというか鼻が感知しない。ところが駅の待合室で隣のネーちゃん達が食べていた肉まんの匂いが凄く気になった、あれ一寸陰部の匂いに似ていて、先日も電車に座っていたら何となくあの匂いがただよってくる。自分、いや右隣、左隣、いや違う、正面の女性が動くと臭う、いやぁ～あなたは万国斎ですかぁ～とは聞けないから立ち去るまで暫く我慢、これから禁煙が進むとどんなところが敏感になってくるんだろうか・・・

聞くところでは、一カ月経過すれば毒気は抜け、残る習慣性は個人差が大きいらしいが、実際、朝起きた時、食後、風呂の後、就寝前という一日の節目での喫煙欲求は残っているから、吸いたいと思ったらガムなり飴なりを口に放り込む。

コーヒーも喫煙衝動のトリガーにもなるとかいうが、コーヒーまで止めると禁断症状が二倍、あれもこれもと制約をつけて不定愁訴にでもなると厄介なのでと言い訳、特には制約していない。ちなみに医者からは『分かってるでしょ』って感じで何の生活指導もない。

バイクの初乗りの時はガムで乗り切ったが禁煙したライダー曰くは休憩時間を持て余すとのこと、確かに煙草と缶コーヒーってつきものだからね。

ポチッと宜しくです、鈴菌ぶしゃぁぁぁ～