Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

幸せとは・・『光とともにー自閉症児を抱えて』

2006-09-14 16:21:01 | TVドラマ
以前、何回か見た作品『光とともにー自閉症児を抱えて』の再放送。
自閉症と言うものをよく解っていない自分にとって、とても興味のある作品で、優しさが溢れていて、心を洗い、涙腺を貫通させておくには、とても良いドラマです。

 『いつも強く願う「心がのぞければいい」と 
 言葉朽(ク)ちてもいい
 でも 君を愛す気持ちは朽ちない・・・』


 テーマソング『万華鏡キラキラ』のやさしいいメロディーと歌詞に涙が出てくる。

 大人でも、子供でも、心が見えたらと思うときがある。(全て見えてしまったら、大変だけれど・・・)自閉症など、言葉自体は聞きなれてきても、まだまだ実態はわからない病気の子供達の行動は、本当に予測不可能で、言葉も発してくれない時には、心が見えたらどんなにか気持ちが楽になるかと思う。
 
 子育てと言うのはどんな子供であっても、とても難しく気を抜けないが、それでも、健康な子供の場合は、親や祖父母など人生の先輩達のアドバイスや協力を受けることも出来る。(但し、世の中の変わり方が早く大きくなってしまった現代は、全てが当てはまるとはいえない)それが、病気の子供達の子育てにおいては、わけがわからないと言った人達の、異様な視線までも浴びながら、少ない協力者の援助の中で子育てをして行かなければならない厳しさが加わるから、本当に大変だと思う。実の両親が、子育てで悩む自分の苦しさを互いにぶつけ合い、大切にしなくてはならないはずの相手を、傷つけ思いやる余地がなくなってしまうことも在る。この作品の中では、現実の何倍もの善意の中で、子育てが出来る幸せな状況だが。
 
 忘れてはならないのは、周りの人間も自閉症児光君と共に成長させて貰っていると言うこと。行かなければならないと言うこと。そうやって世の中が、社会が、お互いを受け入れ理解しようと、少し筒でも進歩していくことが大切だと思う。理解していこうと言う暖かい気持ちが、社会を成熟させていくのだと思う。
 
 心の中が解らなくても、一筋の光に心を奪われる純粋さを大切に出来る心を、いつまでも持ち続けたいと、テーマソングを聴くたびに思う。

又、再放送したら、きっと見る!光君の笑顔が本当に素敵だから。
 
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アップの魅力『功名が辻』

2006-07-03 00:53:19 | TVドラマ
昨日の「功名が辻」は、アップで役者の表情をじっくり堪能!この作品の照明がとても気に入っている自分だが、カメラもなかなかお気に入り。
最近のドラマが、めまぐるしくシーンが切り替わりなかなかじっくり役者の表情を見ていられないことが多い中、アップ、アップ、アップでラストはじっくりと見せてもらえて、見る側は満足行くまで、感情に浸ることも出来た。こういう見せ方、60年から70年代のドラマ世代の自分には、なんとも嬉しい!とはいえ、もちろん演じる側が、見ごたえのある演技をしてくれることが大前提。その点も、力のこもった熱演で、今回も、見ごたえ充分迫力十分の45分だった。
コメント (2)
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青春の中村雅俊

2006-06-29 08:44:31 | TVドラマ
久しぶりに見た中村雅俊は”侠客・清水の次郎長”役。その昔、砂浜を学生達の先頭に立って走る姿を、毎週心待ちにして、コンサートにも何度も足を運んだ、学生時代の我憧れの青春スター。今、海をバックに砂浜を行く次郎長、中村雅俊は、丸顔で50歳を過ぎても若い!この時間帯の時代劇だからか、他局と一線を画す為の演出か、江戸が舞台じゃないからか、自分には良く分からないが、時代劇の小気味良いテンポを感じられず、ちょっと欲求不満気味で見ていたが、熱血マサトシの表情が見られて、いつの間にか納得!満足!!ナレーションの甲高い声や、何度も出てくる砂浜シーンに、これは青春時代劇だー!と、一人納得してニンマリ。三度笠姿に、教師役や刑事役やジーンズに下駄履きの姿を重ね、青春スター中村雅俊を楽しんだ。
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