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千葉ちゃんと夢のミュージカル....「SIX」&「ジーザスクライストスーパースター」

2025-02-11 22:09:37 | musical
久々発熱で、またも遅れてしまいました。残念ながら、新たに歳を取り、無理は効かないと、実感しました。

年明け早々、念願だったミュージカル「SIX」を、大切な日に、見に行ってきました。



大切な日とは、千葉真一さんのお誕生日、1月22日。ずっと自分にとって特別な日、そして、千葉ちゃんも、大のミュージカル好きでした。

 今は亡き新宿コマ劇場で、JACミュージカルを、何度も上演し、自らも演じ「酔いどれ侯爵」では、真田広之さん(もともと美声!海外でも、ミュージカルもされていました)、志穂美悦子さん(デビューから、歌唱めきめきと上達!今ではシャンソン歌手に!!)と、共に歌い、ダンスにタップも披露。華やかで、ドキドキワクワクするアクション、殺陣、そして、本物の馬まで登場させていました!ビデオお借りして見たドキドキ感!生で見たかった!残念無念!!



今回のミュージカル「SIX」との出会いは、一昨年の春、「ジーザスクライストスーパースター」の、2000年版のジーザス役を見てファンになったグレンカーターさんのインスタで出会った一曲。

初めて見た舞台がミュージカル「ジーザスクライストスーパースター」で、秋田での高校時代、群衆のパワー、鹿賀丈史さんのパワフルな歌唱、市村正親さんのチャーミングな歌とダンス、そして、群舞の熱気に圧倒され、見終わった後、身体の震えが止まらなかった。

後にも先にも、そんな震えは、その時だけ。上京後、日生劇場で見て、ようやく、昨年夏、久しぶりに、多摩で再鑑賞。



コロナがはやり始めた2020年春、電車で「ジーザスクライストスーパースター」のコンサートポスターを見つけ、改めて、DVD三本、一気見して「ジーザス」熱が再発した。

 映画館で見たことのある1973年作品のジーザスは、リバイバル上映時は、舞台と違う設定の映画の違和感ばかりが気になっていたが、改めてみると、やはり、テッドニーリー(ここからは敬称略で)の、「ゲッセマネ」は、圧巻。


2000年版、2013年版と、続けて見て、2000年版のグレンカーターのジーザスに、はまってしまった。




現代風にアレンジされ、グレンのジーザスを、使徒や群衆が、期待し熱狂して称え、その後、失望し、集団で貶め襲いかかる恐ろしさが、強調され描かれる。現代のSNSの炎上騒ぎを思い浮かべてしまう。

グレンが群衆たちに鞭打ち打たれる悲惨なシーン(体張った生身の階段落ちは、じーっと見いってしまう)と対照的な、グレンの笑顔の美しさ、そして、鬼気迫る「ゲッセマネ」の歌唱に、何度見ても引き込まれてしまう。


ネットで情報探し、インスタもフォローし、グレンが出た「ジャージーボーイズ」「ムーンランディング」というミュージカルにも出会った。

暖かさと力強さを持った歌声に癒されながら、新着ニュースチェックの日々、久々にアップされた、2023年『ドリームコートスターズ』ツアーのインスタで聞いた一分ほどの「HEART OF STONE」の歌唱に引き込まれてしまった。

ミュージカル「SIX」の歌と知ってからは、いつか、舞台が、生の歌が、見たい!と思っていたところへ、夢のような、来日公演の知らせが入って来た!

ミュージカル好きの友人と、六本木へ。

ミュージカル「SIX」は、 イギリスでは誰もが知っていると言う、ヘンリー8世の、悲惨な運命をとげた6人の王妃達が、現代に蘇りバンドを組み、誰がリードボーカルになるか、それぞれの悲惨な人生を歌って競い、その結果は・・・・という、90分の舞台転換なし、生バンドで歌って踊る、女性のみの、コンサート形式のミュージカル。

プログラムによれば、ミュージカルの出番が少ない女性の為、学園祭用に生徒が作ったとか。



一人目の妻から、順に、自分の紹介を兼ねた、悲惨な身の上自慢の歌を歌う。実力派ミュージカル女優たちの歌に、キラキラセクシーウエアでのダンスにコーラス。観客をあおって、手拍子、拍子。観客も、その世界に取り込んで見せるSIXの世界に、ノリノリ。


しっとり聞かせるバラード2曲。「ハートオブストーン」は、横に出てくる字幕で、歌詞の内容が詳しくわかって、生の迫力と感動で、涙で、ボロボロに。


ラストのバラードから、締めのメドレーへ、納得のストーリー展開は、期待以上。賢く逞しい女性パワーで、ラストは王のしがらみも取り払って歌う、胸を打つラスト。


前方席で、顔も表情もはっきり見え、ノリノリ。パンチのある歌唱力、チャーミングで、お色気の味付けも効いていて、時間を忘れて見入って、ラストはスタンディングで手拍子、コンサート気分MAX 。元気パワーたっぷり充電。


バラエティーに富んだ歌、それを聞かせる歌唱力、太ももあらわなのにチャーミングなキラキラの衣装。ミュージカルの魅力が詰まった「SIX」夢の来日バージョン鑑賞出来て、偶然にも、記念の日に、年に一度の夢のミュージカル(目標は、せめて年に一本は、生ミュージカル!)じっくり堪能できました。





他人に左右されず、どんな環境でも、女性として、人間として、誇りを持って、自分を、夢を、大切に!!(大衆に、翻弄されたジーザスと、対照的!)そんな、メッセージも、受け取りました!!


夢が一つ叶った事に感謝して、

次のもう一つの昨年からの夢、

千葉ちゃん繋がりの夢に、いよいよ、取り掛かります。

なんとか、どうにか、仲間と叶えたい夢!!

果たして、どうなりますか・・・ 



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