Tik's little window 

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母からの預かりものを、お返し出来ました・・・・お別れ見送りの7月

2023-08-05 11:13:02 | 暮らし&行事
酷暑中お見舞い申し上げます。



大雨が終わると、一段と厳しいっ日差しが復活。運動しなくてもこんなに汗かけるなんて!と喜んでいる次元ではない大汗かいて、父の病院通いしておりましたが、二週間前の朝、母のもとへ旅立ちました。


母の脳血種手術の為の上京し、5月手術で15年前の親指爪のメラノーマのだったことが判明、10月に亡くなり10年。妻に先立たれた父は、生まれ育った秋田で、山菜キノコ紅葉すべて母の運転する車で、いつも二人一緒に出掛けたり、すべて8歳年下の母だより。



そのまま、娘の嫁ぎ先に世話になることになった父。幼くして両親を亡くし、戦時中、池袋の叔父叔母に育てられた為、一人大好きな秋葉原へお買い物に行ったり、池袋の映画館に行ったり、高尾山に行ったりしていましたが、数年後、道に迷い、デイサービスで、認知症おすすめの病院と先生を聞いてきてくれて、すぐ診断も出てシールでの治療が始めることが出来ました。



孫、ひ孫との暮らしは、幼い頃の長屋で多人数暮らしと似ていいたり、育ての親と、娘姑夫婦の墓地が一緒で、墓参り出来たり、家庭菜園や金魚メダカと、離れがたかった実家での暮らしとかぶっていたり、「〇〇さん、楽しかったね」と、髄膜炎になる前、書き残した母。父が寂しくならないように自分に預けていったと、何度も思いました。



腎臓結石からの発熱を2年ごとに繰り返しコロナ明けに3年目の発熱。入院したとたん、飲みこみ不可、声が出ない、左半身まひ再発と、一気に重病人に。熱が下がり、ソーシャルワーカーさんに病院紹介してもらい転院(二件見学)となりました。



面会10分二名二週間が一週間おきになり、危篤でいつでもOKとなって約二週間。皆二回ずつ会いに行き、長女とひ孫の声に目を開け、何か言いたくてたまらなそうに口を動かす父の手を握り眠らせ別れた翌日朝、危篤(呼吸停止)の連絡入り、かけつけた大好きな次女が手を握った瞬間、心臓が止まりました。(次女は、祖母二人、ぎりぎり看取ることが出来ませんでした)



家に戻りみんなで見送れる日を選んで、母が迎えに来てくれました。

ひ孫にもやっとゆっくり会えて、賑やかな声を聞きながら眠る父の髪頬を、病院でできなかった分たっぷり撫でて・・・・・
大好きな花に囲まれて眠る父は、二日前に風呂にも入れていただき、髪も髭もいつもきれいにしてもらい、大好きなテレビをつけてもらい、面倒だった食事も体操からも解放され、穏やかな最期の日々を過ごすことが出来ました。



「継がなくていいから、世話だけは見てくれ」

好きなことがしたいと18歳で上京するとき父がいった一言が忘れられず、家を出るまで、出てからも、お互い忙しく話すことも出来なかった父との10年は、母から父というバトンを引き継いだような日々でした。




気が付けば、相方の父の命日の翌日、母の月命日、姑の亡くなった7月を選んで、父も逝ってしまいました。



まだ、二人を一緒に大好きな山に返す仕事が残っていますが、

そろそろ、何かを始めたいと思っています。



姑介護12年が終わった時、パソコンをいじり始めたように・・・

 


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