モノスヤ☆のまきのテケテケあるある記。

花柳仲登嗣(モノスヤ)&仲真央(のまき)のコンビは2013年もブルワーズ青木を鋭意応援して生きます!!芸道も精進ちゅ♪

切り札

2005-09-17 19:40:16 | いろんな話。

物す屋です

作った『モツ煮』がかなり美味にできたので
嬉しくなってしまいました

実は我が家では臓物関係の担当者は
今までは母と決まっていたのですが

ついこのあいだ引退を表明したもので

ワタシがその後を引き継いだと
そういうわけです

鶏のモツや砂肝を
ネギとショウガとニンニクを駆使して
くっちくちに煮てみました

ご飯のおかずに
麺類の箸休めに
酒のアテに
最高の一品になりました

初めて作ったものが美味しくできると
嬉しさはまた格別なんだな
レシピに頼らないで
勘と舌とだけを頼みに作ったものが美味だと

「もしかしてオレって天才!?」って思っちまうのさ
(オレじゃないけどさ)


それはさておき
今まで料理を切り札として出したことが2度ばかり

一度目は彼女のいる人を振り向かせようとして
一人暮らしのアパートに
ご飯作りに出掛けていって
(いま思えばよく部屋に入れてくれたよね何でだろ)

一番最初に作ったのは『カレイの煮付け』

見事に落とせました


二度目はついここ数年の話ですが

ここのところ毎年欠かさず『黒豆』を煮ているんです

その相手が
暮れからお正月にかけて
おせちに縁無く過ごしているというので

『黒豆』や他のおせち数品を
クロネコさんに届けてもらいました

すっげーーー感動されて嬉しかったーーー

・・・もちろん落としました・・・



ただそれだけのことでーーーす
書いてて虚しくなったよーーー(涙)

運動会

2005-09-17 15:04:42 | いろんな話。

物す屋です
今まさにモツ煮をコトコトしています


明日は運動会
自分は頭の先から足の先までドップリと文化系
体育会系には縁がありませんでした

我が家は母が究極の運動音痴で
父はスケートと潜り(泳ぎ)以外はからっきし駄目な人
その母と父の血を引いた自分も
運動はどちらかといえば苦手なほうでした

しかしながら
自分と母は顔立てからして「キカナイ」タイプに見えるらしく
「いかにも走るのが速そう」
「いかにもスポーツ万能そう」
といわれることが多いのです

「顔で走るわけじゃないからねえ」と母子は苦笑するばかり

悲劇は小学校3年生のときに起こりました
当時の担任が運動会のリレーメンバーを選ぶにあたり
抜きんでて足の速い3名はすぐに決まったのですが
残りの一枠が決められずにいたとき

何を思ったか
「お前走れ」と指差しをこちらに向けながら言い放ったのです
その理由が「走れそうな顔をしているから」

確かにクラスでも目立って気の強いタイプで
議論で同級生を言い負かしたり
ちょっと弱めの男の子を追い掛け回して
ベソかかせたりしていたのは事実ではありましたが

足が速いかどうか
それは体育の授業ぶりを見ても先生明らかなはず
と猛烈に抗議したものの聞き入れられませんでした

結果
自分のクラスは4クラス中4位の成績に終わりました・・・・・・

それから小中高とリレーメンバーに選ばれることもなく
運動会も毎年平和に終わっていきました

自分は足が遅いと自覚していましたし
周りも誰も自分のことを健脚とも言わなかったし
一生こんな感じで終わっていくんだろうと思っていたのです

そうしたら
短大に入ってさすがに運動会なんてないと思っていたら
それがどうしたもんだかちゃーんと行なわれていまして
それもサークル対抗のリレーがあったりして
結構盛り上がったりするものだったのです

ひさしぶりにリレー選手として走りましたよ
10年ぶりにね

高校までバスケやバレーの部に所属していたという
メンバーの力走のおかげで
文化系サークルの中ではダントツの速さでゴールテープを切り

自分もそれですっかり気を良くして
無謀にも自衛隊になど入隊してしまったのでした
(理由はそれだけじゃないけど走れそうな気がしていたから)


2年間の自衛隊生活は訓練についていくので必死だったけど
そこで自分は身体を動かし
汗を流す喜びを味わうことができたのでした

学生自体に部活などでスポーツに励んでいた仲間が
それから離れるような頃から
逆に身体を動かし始めた自分は

いい大人になってから参加する運動会では
結構「走れる人」として認識されていたりします

昔の自分を知る仲間たちがそれを知ったら
意外なことにきっと驚くんでしょうね

キリコさん

2005-09-17 08:50:49 | いろんな話。

物す屋です


ここ二晩ばかり「殺されるまでわからない」ぐらいの
深い眠りに落ちている

余計なことに頭を悩ます前に
ひたすら身体を使って疲れさすのがいいらしい

少しでも暇な時間ができると
自分が自分の内面をどんどんえぐってしまうので
なるべく深く考え込まないように
軽めの本を手元に置いて

やばそうなときは読むようにしている

いま手元に5冊の文庫本が置いてある
これを居間や台所や自分の部屋に行くたびに持ち歩いている

PCの立ち上がりまでの間にぺらぺらとめくってみる
料理の煮込み時間に読んだりする
眠りにつくまでに布団の上でも読んだりする

トイレ滞在時間は人より短いから
トイレに本を持ち込んだりはしない


いま読んでいるその5冊の本は
いずれもキリコさんが書いたエッセイだ

キリコさんといっても磯野さんではない

キリコさんとは玖保 キリコさんのことだ

『シニカル・ヒステリーアワー』シリーズ
『いまどきのこども』シリーズ
を書いた漫画家さんといえばわかる人はわかり
わからない人はわからないだろう(当たり前)

『動物占い』の人といえばわかりやすいか

キリコさんが占ってるわけじゃないけれども(絵担当)

このキリコさんのエッセイが
痛んでる心と身体と懐にはとても優しい

もう何度も何度も読んで
読んで読んで読み返して
愛すべき友人にも無理矢理読ませてみたりして

たぶん自分の蔵書(大袈裟か)の中でも
一番登場回数が多い気がする

それだけ痛んでることも多いともいえる


キリコさんのエッセイを読むと
書く文章がキリコ調に影響されてくる
(こんな感じ…どんな感じだ…)

この前は眞鍋女王のブログ本を読んで感化された
(過去日記参照)

鷺沢女史のエッセイを読めば
サギサワ@「べらんめえ」調になったりもする

それだけ人に影響力を与えられる文章力と魅力を持つ人を
尊敬するし憧れもする

これでも昔は物書き志望だったのだ(時もあったのだ)

家にいて書くだけでお金もらえるなんて楽ちんと思っていたから

そのためにと思って
貪るように本を読み漁った
その結果
物書きさんの生活ぶりと実体を知ることになった

現実は厳しい・・・・・・

茶をすすりながら本を読みたいときに読めるほうが
ずっと楽ちんで幸せだ

下手に才能を与えてくれなくて
神様ありがとう