里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

太陽と風のめぐみ 乾物はすぐれもの

2016年12月08日 | 食・レシピ

「食べもの通信」11月号参考

日本は世界一種類が豊富
過日、発酵食品の種類は日本が世界一だというようなことでした。
今度は乾物です。

 食文化史研究家 永山久夫氏は「世界が注目する日本の健康食。そのルーツは縄文人の食事」といいます。
 「氷河期が終わり、森林に覆われるようになった約1万2000年前、太古の日本は食料の宝庫でした。一説によれば、縄文時代にには400種類の山菜やきのこ類、70種類の魚や動物、35種類の鳥、そして350種の貝を食べていたといわれています。
 また、米などの穀物食が本格的に始まったのは、縄文時代の終わり、約2500年前頃からといわれています。」

 日本は四季の変化に富み、地理的にも気候的にも変化に富んでいました。それぞれの季節、地域の旬な食材が豊富でした。それらを、冷蔵庫のない時代に乾物として保存するようになりました。長期保存ができ、さらに栄養価が増します。豊富な食材を保存するための「発酵」と「乾物」。先人たちの知恵の結集です。