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「書店を息のできる場所に」& 園の動物たち

2021年06月14日 | 生活

東京・赤羽の出版社がヘイト問題を考えるシリーズ本を刊行

「東京新聞」2021年6月14日 

    人種や民族、性的指向などの違いから偏見をあおる「ヘイト」について考える書籍シリーズの刊行を、東京・赤羽の小出版社「ころから」が始めた。在日コリアンや韓国の人たちを傷つける「嫌韓本」がベストセラーとなる現状を危ぶむ同社代表の木瀬貴吉さん(54)が「差別を止めるメッセージを発信したい」と企画した。(砂上麻子)

◆BLMは「対岸の火事ではない」

 「ころから」は、出版業界に勤めていた木瀬さんが2013年1月に2人のデザイナーと設立。従軍慰安婦をテーマにした絵本の翻訳や、関東大震災の朝鮮人虐殺を否定する言説を検証した「9月、東京の路上で」などを手掛けてきた。

 そんな木瀬さんが触発されたのが、黒人差別反対運動「ブラック・ライブズ・マター」(BLM=黒人の命も大事だ)だ。

 BLMは、黒人のジョージ・フロイドさんが昨年5月、白人警官に首を圧迫され死亡したことがきっかけで全世界に拡大した。一方で国内に目を向ければ、隣国への憎悪をかきたてかねない内容の本が、街の書店に普通に並ぶ。「これは対岸の火事ではない」

 出版活動を通じてBLMへの賛同やヘイト差別を許さない意思を示そうと、昨年末からヘイト問題を考えるシリーズ「いきする本だな」の刊行準備に入った。

 フロイドさんは「息ができない」と何度も訴えたが、聞き入れられず亡くなった。木瀬さんはタイトル名に「書店を息のできる場所に」という思いを込めた。

 「BLMは構造的な差別が可視化されたが、日本も人ごとではない。『本屋に行きたくない』という在日コリアンもいた。書店は安全な場所なのだろうか」と問い掛ける。

◆全国から販売の問い合わせ「他の出版社にも広がって」

 先月末、シリーズ第1弾として「ヘイトをとめるレッスン」を出版した。著者は韓国の淑明女子大のホン・ソンス教授。川崎市の在日コリアン差別やヘイトスピーチを罰する条例制定の動きも取り上げ、ヘイト表現の問題点や解決方法を考える内容になっている。

 ホン氏は「すべての病気に手術が必要ではないのと同じように、ヘイト表現も禁止するだけがすべてでない。根本原因を取り除き、社会の抵抗力をはぐくむことも重要な課題」と指摘している。

 「ヘイトをとめるレッスン」は、全国の書店から「販売したい」と問い合わせが相次いだ。

 今後は、日本在住の黒人男性が経験した日常の差別や米国のエージズム(年齢差別)の実情を訴える本の出版を予定している。木瀬さんは「シリーズの精神が他の出版社にも広がってほしい」と話す。問い合わせは、ころから=電03(5939)7950=へ。

【関連記事】赤羽の出版社「朝鮮人虐殺 書店から伝えて」 関連本のフェア呼び掛け


園の動物たち。
朝6時前に圃場に着いた。
沼をよく見ると大きなカモさんがいる。さらによく見ると小さな赤ちゃんたちが親から離れないように必死に泳いで(?)いる。

スマホの撮影ではこれが限界。これは下の沼。昼過ぎ、上沼にも別家族を発見。親は下のより小さい。これは楽しいことになった。おかげでボートを出せなくなってしまった。

アカゲラ・クマゲラ。
 アカゲラが栗の木に小さな穴を開け産卵した。今は雛がピーピと餌をねだっている。高い場所に巣を作るのかと思ったが、わたしの顔の高さだ。
 そしてその近くにクマゲラが現れた。


トガリネズミ。(閲覧注意)

ネズミ捕りにまたまたかかってしまった。

大きさもみんな違う。

小さいのはヒメトガリでしょうか?