里の家ファーム

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菓子から除草剤検出

2022年09月07日 | 食・レシピ

農民連食品分析センター

「しんぶん赤旗」2022年9月6日

 農民連食品分析センターはこのほど、市販されている子どもたちが食べるお菓子から除草剤「グリホサート」(商品名「ラウンドアップ」などの主成分)を検出したと発表しました。残留基準値を超えるものはありませんでしたが、クッキー生地やクラッカー生地から検出、または濃度は確定できなくとも存在が確認されました。輸入農産物が原因とみられます。

 小麦などから検出されるグリホサートは、近年、人体への影響が指摘され、世界各地で使用の可否が議論されています。今回は、「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」が購入した市販のお菓子を分析センターが調査しました。

 分析センターは、市販のお菓子のうち、小麦原料9製品、大豆原料6製品、トウモロコシ原料1製品、ジャガイモを主原料3製品、グミとジュースが各1製品の計21製品を検査。小麦を原料とする9製品すべてで、大豆原料は4製品、ジュースからもグリホサートが検出されました。

 今回調査した小麦原料の製品はいずれも原料の原産地の表示がありませんでした。

 分析センターの八田純人所長は「子どもたちが好きなお菓子からグリホサートが出るのではないか、とのパパ・ママたちの声を受けて調査しました」と話します。

 「輸入小麦から検出されるのは、アメリカなどで、日本で認められていないプレハーベスト(収穫直前の散布)が行われているからです」と指摘。「原産地の記載はありませんが、検出されたということは、輸入小麦が使われたと考えるのが自然です」と言います。

 大豆では、日本国内でもプレハーベストが認められていますが、北海道産の大豆を使ったお菓子からは検出されませんでした。「北海道では2020年にホクレン農業協同組合が消費者の要請を受け、プレハーベストをした大豆を取り扱わないとしました。生産現場には収穫の効率性から使用せざるをえないとの思いもありますが、消費者が声をあげることは大事です」

 八田さんは「経済性、収益性を優先し、農薬を大量に使用する国からの依存を続けていいのでしょうか。経済性だけを追求する政策ではなくて、国内の生産者が不必要な農薬に頼らず生産が続けられる政策への転換が必要です」と強調します。


 疑わしきは使用せずが原則でしょう。問題が出てからでは遅いのです。農薬と発達障害の関係性も言われております。

 さて、台風被害も大したこともなく、ビニールハウスが無傷だったので胸をなでおろしているところです。
一番の被害はインゲンでした。これは想定内。

それでも支柱を起こしてやれば大丈夫でしょう。今日もまだ風が強かったので作業はあきらめ後日です。