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校則から気候危機まで 若者が街角で政治家らを質問攻め 東京・下北沢で「選挙小屋」開催 26日も

2023年03月26日 | 社会・経済

「東京新聞」2023年3月26日 

政党ブースの前で政治家の話を聞く若者たち=いずれも25日、東京都世田谷区で

 統一地方選を前に、若者に政治を身近に感じてもらおうと若者らのグループが企画した「民主主義ユースフェスティバル2023」が25日、東京・下北沢の「下北線路街 空き地」で始まった。冷たい雨の降る中、若者が次々訪れ、北欧で選挙前に登場する「選挙小屋」をモデルにした各党のブースを見て回り、政治家らに熱心に質問。「直接話せて良かった」「違いが分かった」などと手応えを感じていた。イベントは26日も開かれる。(加藤益丈)

◆9政党が参加「あちこちでやってほしい」

 主催グループがモデルにした北欧の国々では、選挙小屋は選挙1カ月前から主要駅前などに登場し、市民が政治家らと顔を合わせ、気軽に政治を語り合う空間として定着している。今回のイベントには、9つの政党が参加。各党のブースでは政治家やスタッフが来場者からの質問に答えたり、パンフレットを配って政策を説明したりした。

 「温暖化を止めるための政策を聞いた」と話すのは、温暖化阻止を訴える運動をしている高校2年、二本木葦智(よしとも)さん(17)=東京都荒川区。「気候危機について考えていないと思っていた党が、意外と考えていることが分かった」と笑顔を浮かべ「選挙権がない自分が政治と関われる、こうした場は大事」と付け加えた。

各政党のブースの前でスタッフらの話を聞く有権者たち

 各党のパンフレットでいっぱいになったかばんを持っていた三鷹市の中学3年豊田英杜(えいと)さん(15)は「校則の中には疑問に思うものもあり、各党に考えを聞いた。若者のための政策に積極的な党と、そうでない党があると分かったのは収穫」と明かした。

 神奈川県大磯町、高校2年生吉川蓮(れん)さん(17)は「5党くらいのブースを回り政治を身近に感じることはできたが、直接話をした政治家は一人だったので、明日も行くつもり」と話した。

  一方、参加したある衆院議員は「街頭で政策を訴えると一方通行になりがち。フラットな目線で話をし、意見を聞けた。あちこちでやってほしい」と話した。

◆社会課題を語り合える仲間を見つけて

トークセッションをする気候活動家の小野りりあんさん(左)とデプトカンパニー代表のeriさん

 選挙小屋近くのステージでは、社会課題の解決に取り組む若手活動家らが意見を交わすトークイベントも開かれた。

 「若者のアクティビストはどうしたらもっと増えるか」をテーマにしたトークイベントでは、モデルで気候活動家の小野りりあんさんが「持続的に若い人がチャレンジしようと思う場所づくりが大切」、デザイナーのeriさんは「デモなどで社会課題を語り合える仲間を見つけてほしい」と話した。

 主催メンバーの一般社団法人「日本若者協議会」代表理事の室橋祐貴さん(34)は「雨にもかかわらず多くの若者が来てくれた。今後も開きたい。他の団体にも広がり、こうした風景が当たり前になると良いと思う」と手応えを語った。

 26日も午前11時から午後8時までイベントは開かれる。トークイベントは「生徒の声を尊重する学校に生まれ変わるためには」「住民に開かれた行政とは」など4つのテーマで行われ、夜は音楽ライブもある。


社会を変えるのは若者達です。

昼過ぎから☂です。
今夜遅くから雪に変わり明朝まで⛄マークです。