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「時給10円という現実~消えゆく農民~」農家が消えれば 困るのは都会の消費者

2025年02月06日 | 自然・農業・環境問題

第39回民教協スペシャル 8~15日放送

「しんぶん赤旗」2025年2月6日【テレビ・ラジオ】

 農家の窮乏をこれほど端的に言い表した番組タイトルはないでしょう。「時給10円という現実~消えゆく農民~」。第39回民教協スペシャルとして、テレビ朝日の8日(土、前10・30)を含め、8~15日に全33局で放送されます。制作した山形放送の三浦重行ディレクターは「農家が消えれば困るのは都会の消費者だ。この番組を考える機会にしたい」と危機感を表しました。(和田肇)

 

 番組は、昨年夏の米不足から始まります。スーパーの店頭からコメが消えました。新米が並んだと思ったら、価格高騰。一体、何が起きているのでしょうか―。

 注目したのは、山形県長井市に住む菅野芳秀さん(75)でした。身長191センチ、100キロほどの巨漢です。農業は継ぎたくないと東京の大学へ進みますが、農地を奪おうとする成田空港建設に抵抗する農民たちの運動に参加。芳秀さんは「農民にはなりたくなかった。しかし、農民を軽視する政治への怒りだ」と動機を振り返ります。

 芳秀さんは大学を卒業後、「一人の農民として農村、農業をよくしたい」と帰郷し就農しました。以来50年、減反を拒否して地域で孤立したこともあれば、地域をあげて農薬の空中散布を廃止したことも。各世帯から生ごみを集めて堆肥にし、土を豊かにして生産した作物を台所へ循環させる「レインボープラン」を立案、稼働させました。

 芳秀さんは訴えます。「農家の時給は10円」「本当にいなくなっているんだ農家が」―。国が進める大規模な区画整理事業の陰で、大規模化しない、できない農民は田んぼから去っています。たくさんの市民が農にかかわる「国民皆農」こそ長続きする人間社会だという芳秀さん。

 現在、農業は息子の春平さん(41)が継いでいます。春平さんは「収入が不安定」と悩みながら「あきらめ半分、あらがい半分」と歯を食いしばりました。

 語りは余貴美子。

深刻な状況 知ってほしい

山形放送 三浦重行ディレクター

 制作した三浦さんは、菅野芳秀さんに注目したきっかけについて「私自身、農家の跡取りでした。農業に対する危機感を募らせています。そんなとき、芳秀さんがラジオで自分の本の宣伝をしていた。声がいい人だ、と会いにいきました。その後、2004年に30分の番組をつくりました」と説明。

 タイトルには「農家が非常に深刻な状況に置かれていることが知られていない。農家に消えてほしくない」という思いを込めました。昨夏の米不足の場面から番組を始めましたが、その原因までは断定的に言えないとしつつ「減反によってコメの生産量が減っています。農家が激減したことが、大きな要因としてあると思います」と指摘しました。

《各局の放送日時》

8日(土)前10・30=テレビ朝日、南海放送▽後4・0=沖縄テレビ

9日(日)前10・35=南日本放送

11日(火)前9・55=東北放送、北陸放送、福井放送▽前10・25=北海道放送、秋田放送、信越放送、西日本放送、大分放送、宮崎放送▽前10・30=山形放送、北日本放送、日本海テレビ、中国放送、山口放送、長崎放送▽前10・48=メ~テレ▽後1・45=ABCテレビ▽後1・55=IBC岩手放送、RKB毎日放送、琉球放送▽後2・50=福島テレビ▽後3・49=静岡放送▽後3・50=青森放送、山梨放送、四国放送、高知放送▽後3・55=山陰放送、熊本放送

15日(土)後4・0=新潟放送


わたしの代わりに観てくださいね。

昨夜は夜のお仕事があったのですが吹き溜まりがあっちこっちにあり、それを乗り越えやっと到着。
するともう一人の仕事仲間が家を出てすぐに吹き溜まりに突っ込んで身動きできず救助要請。しかしそこまで行けなくて人だけ拾ってきました。
今、ジムニは四駆に入らず修理に出していてセダンの代車。
こうゆう時があるからジムニにしたのに、不安でした。



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