いぬじまのふるきれんがやふゆざるる
昨日の空倶楽部では 煙突にスポットをあてましたが
この島でその次に印象的だったのが黒い煉瓦でした
光の反射が なんとも冷たそうで
悲しそうに見えました
でも実は触ってみると 太陽の光を吸収してて
ほんのり温かかったのです
美術館の案内の人がいろいろ説明してくださったのですが
この煉瓦は全て当時のものだそうです
犬島は 古くから花崗岩の産地として知られ
鎌倉八幡宮の大鳥居・岡山城・大阪城・江戸城などにも
この島で採れた石が使われているそうなのですよ
明治30年代の大阪港築港のための採石業と
40年代の銅の精錬業などで隆盛を極めた時代があり
最盛期は5,000人から6,000人あまりが生活していたそうです
(岡山県HPより抜粋)
しかし繁栄のときは長く続くことはなく 銅の暴落によって
精錬所は閉鎖されました
残されたものは・・・
犬島のアート「家プロジェクト」で チケットもぎりをしていた
おばあちゃんが この島の悲しい歴史を切々と話してくれました
それはまぎれもなく おばあちゃんが体験した
この島の70年余りの間の出来事。。。
おばあちゃんが若かったころ
この島では公害で草も生えない まる裸のような
ところもあったそうです・・・
それから 長い長い年月が経って
今はアートの島として蘇った犬島・・・・
今ではあちこち すごい勢いで植物が生い茂っていました
触るとほんのり温かかった黒い煉瓦に
遠いこの島の悲しい歴史と これからの希望
その両方を感じていました。。。
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みなさんへ・・・☆
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