今年1月末に撮影のオジロビタキの画像を再度見てみました。
暗い場所での撮影でしたが、上手く合焦していました。
BORGとPentax K-3の組み合わせは、良く解像します。
でもぐらつかない脚廻りは重要です。
当Blog「森の青葉Ⅱ」では、画像をトリミングして掲載しています。
こんな感じの画像です。
上の画像の元画ノートリミング(左)とピクセル等倍画像(右)
GITZO2型三脚を短くして撮影。一番下を収納して撮影。
撮影機材:BORG 90FL(焦点距離:500mm)+PENTAX K-3+AFアダプターX1.7
画像はJPEG撮って出し。Adobe Photoshop Elements でコントラスト、明るさ、レベル補正等調整。
Pentax K-3の設定はLV(ライブビュー)撮影・・・背面液晶x8倍拡大表示のマニュアルフォーカス。
撮影モードは「鮮やか」。Exシャープネス+2。ISO:640 Ev:-0.3 SS:125前後でした。
LV撮影ですので、ミラーショックによるシャッターブレが軽減されます。
最近はミラーレスカメラも人気の様です。
鳥友の間では、キャノンパスが流行ってます。キャノンの大砲レンズのオリンバスのミラーレスでAF。
KIPONから発売されているアダプターです。
コントラスAFで作動しているようなので、位相差より正確です。
ミラーレスなのでミラーショックも有りません。
●脚廻り(ブレ対策)
明るい場所出の撮影は、ISO感度を下げてS/N確保。問題は暗い場所です。
三脚はZitio 2型3段を使用していました。このオジロビタキの撮影時は、最下部の1段は収納。
こうして三脚を使うと、マニュアルフォーカスでも微動の収まりが早いですので、連写の途中から
ブレが減少します、もっと大きな三脚を使用すれば良いのですが、重くなってしまうので・・・。
脚廻りは重要です。せめて3型くらいは準備した方が良いと思います。
システマティックタイプを使えば、雲台が低くなり更なる効果が有るかもしれません。
当方の撮影機材は、ココをご覧ください。
(現在三脚は、GITZO 3型4段 。一番下の脚は収納してます)
ロングプレートとスライダーは、間違い無くブレ対策には効果が有ります。
三脚をGITZO 3型4段で撮影。ピン合わせ時の揺れが大幅に改善。ピン合わせがしやすくなりました。
羽の解像が難しいシメですが上手く撮れました。
●BORG鏡筒
コントラストを上げるために、BORGの鏡筒やマイクロフォーカーサーの中は、全て黒い植毛紙を貼っています。
マニュアルフォーカスでフォーカスを追い込みますがマイクロフォーカーサーが良いです。
K-3の背面液晶を拡大表示(x8)させて微調します。LV撮影です(AFも動作しますが、マニュアルが確かです)
K-3のフォーカスアシストを使っています。慣れるまで大変ですがピントの山が判ります。
レリーズリモコン使ってシャッターを切っています。
左右の画像 上がノートリ 下がピクセル等倍で切り抜きました。
●レタッチ・ソフト
現在はAdobe Photoshop Elements 13にフィルターとしてNeat Imageをプラグインしています。
Neat Imageはノイズ軽減と解像感のバランスをとるため、パラメーターを色々弄って使っています。
もっと綺麗に撮るために、カメラの撮影をJPEGからRAWに切り替えるか、両方撮る方が良いと思いますが、Pentaxに付属のソフトでは上手くいきません。
PentaXのRAW現像は、カメラ内現像が良いと思います。でも面倒です。
そんなに画像を弄らないので、JPEG撮って出ししています。
マニュアルフォーカスで、ある程度ピントを追い込めばそこそこの画像が得られます。
大トリミングすると、背景ノイズが気になりますが・・・。
LightroomがK-3のRAW現像に、対応していると思いますが試していません。
Lightroomは色収差の補正もずば抜けて良いらしいです。
BORGのFL(フローライト)のレンズは良く解像します。
Pentax K-3も2400万画素になり、AFも良くなっています。
今度発売のPentaxフルサイズK-1は、3600万画素ですね。背景ノイズはかなり良くなるはずです。
高S/N、高解像度に期待してしまいます。
今の機材でそのまま使えるかどうか心配ですが・・・・。
・撮影機材:BORG 90FL(焦点距離:500mm)+PENTAX K-3+AFアダプターX1.7
・本日も、当Blog「森の青葉Ⅱ」をご覧いただきありがとうございます。