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趣味の世界と零細企業末端社長としての近況報告。
書きたいことを書き、たまにアッと驚くことを発表する。

還暦祝いが来た

2024-12-20 02:13:06 | ノンジャンル
時は早くも12月、人生とは夢幻かというが、「還暦」という暦を還す(かえす)という。
「還」の意味は 
 ①かえる。かえす。ひきかえす。もとへもどる。「還元」「還俗(ゲンゾク)」「返還」対往
 ②また。なおまた。ふたたび。継続を示す助字。

要はリセットである。人生すごろくでいえば「スタートに戻る」ではないだろうか。

何となく体もリセットしたいものだが、心はリセットも何も何ら成長も何もしていない、いや、最も多感な青春と浅はかな思考とやはり一人の人間で一貫した何か自己愛は進歩しないものだということに気が付く有様だ。

いろんな経験や記憶の蓄積は人格を形成したり、喜怒哀楽の指南のやじろべえにはなっている気がするがいずれは現世から諸行無常、平家物語だ。
人が死ぬのも無常ですが、生まれるのも無常、成長するのも無常だというのです。
不幸な人が幸福に恵まれるのも無常なのです。
万物は流転しています。だからこそ、努力するのであり、一刻一刻が貴重なのであり、限りある命を大切にするのです。
けっして、「無情」ではないらしい。まあそうでないと報われないし楽しくもない。煩悩は極めて重要な世欲そして生きる源かもしれない。

そんなことを常日頃考えているわけではないが、何かベースはスタートに戻ってもできている気がする。
頼もしい限りだ!

そんなついでの雑学。
「伊呂波歌」
音の異なるすべての仮名を集めて、同じ仮名を重複させずに七五調四句四十七字にまとめた誦詩。作者未詳。
色は匂(にほ)へど、散りぬるを、我が世誰ぞ、常ならむ。有為(うゐ)の奥山、今日(けふ)越えて、浅き夢見じ、酔(ゑ)ひもせず
と読まれる。
最後に僕は「ん」を付けて覚えているが、雪山偈「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」の和訳に当るらしい。(仏教辞典にあるはず)。
よく考えたものだと思う、空海。

で、浮世に話を戻すと、もう実に下世話でありがたい話です。

東京都中央区は機械的ではあろうが、還暦祝いを送ってきた。



和服を着る機会が多くなるしありがたいが、ちょうど細君に京都土産に買ってきてもらったばかり。

ありがたい話であるが、もう少し早くくれたらなあ。。。。

諸行無常の響きなし。やはり弘法も筆の誤りか。

テケテンテンテンテン



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