■玄関ホール 柱の間に大理石を貼り、タペストリーガラスのカウンターを組み込んだデザイン柱。
■撮影風景。壁面収納は、アルフレックの家具に合わせてオリジナルデザインした。
■ダイニング側からリビングの間接照明を配置したR壁を観る。壁には、石目のエコカラットを貼った。
■レストルームの光るドレッサー(オリジナルだよ!)
■施主の娘さんが沢山花を用意しておいてくれた。その中で一番のお奨めの作品。
今回久しぶりに、設計した住宅を雑誌に載せることにした。
取材は、意外と気を使うのでなるべく避けているのだけどね。
ま、早い話めんどくさかっただけなんだけど。
雑誌の取材は、3時間位で終わるからいいけど、TVの時はかなり長いから大変でしたよ。
よく建築家やデザイナーが「私の作品です。」とか言っているけど、あの言い方は嫌いだな・・・。
だって、人の家だよ。まるで、自分の物みたいじゃないかな??
住宅に関しては特に、設計者が「作品」とか考えた時点で自己満足の世界に入っていってしまうので、施主の望む家が出来なくなってしまう気がする。
だから、俺は自分が設計した住宅を「作品」とか言わないようにしている。
今回は、事務所ビルの最上階を住宅にコンバージョンする仕事でした。
費用は、「助けて1千万円」が3人分以上かかりました。
事務所を住宅にする場合の一番の問題は、インフラの不足と居室の採光確保。
今回の住宅も190㎡あるのに排水管は端に1箇所だけという状況。
施主の希望では、排水管の無い側にもトイレを設置したいとのことでしたので、当然ご希望に添える配管設計をしました。
やり方は企業秘密です。
ソフト面では、インテリアにこだわりのある奥様と娘さんの要望のデザインが出来るかがポイントでしたね。
でも、要望がわかりやすかったのと協力的な施主だったので助かりました。
設計の詳しい内容は、10月発売の雑誌を見てね。