ときどき晴れ

クライミングの事は書きません。
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など限定です!

小川山 マラ岩  首つる男とワレメの男

2005年08月29日 | 小川山


■2年ぶりの小川山

土曜の夜出発で、ウッチーと小川山に行きました。
小川山では、小畠家夫妻、はっしー、まき、ふー、渡辺、やまし+お友達と合流予定。

相模大野のうっちーの家を19:00に出たが、16号が込んでいて小川山に着いたのは、22:30頃。

今日は、大弛峠を越えて小川山に行くことに。
大弛峠は、野辺山経由で行くより55kmは近い。
さらに山梨側は舗装も綺麗だし道路巾も問題なし。しかし、峠の山頂から長野側7.8kmはものすごく荒れた林道。どの位荒れてるかというと、カサメリ行く林道よりチョイ酷い程度。是非誰かチャレンジして!

小川山に到着すると、まっきーは酔っ払い状態で直ぐにテントに・・・。
はっしーも直ぐに、ハーレムテントに入ったしまったし・・・。
暖かく迎えてくれたのは、こばさんだけ。さらに、焚き火の用意までしてくれてありがとう。

■マラ岩

こばさんに、5峰でのクライミングに誘われたが、どうしても「レギラー5.10c」と「イレギラー5.10d」をやりたかったので、マラ岩に行くことに。
マラ岩に行くと、やましと坂本ケンジクンがもういた。

アップせずに、まずは「レギラー5.10c」俺がヌンチャク掛け。
手も足も沢山あるようで無いようで、やはりあるという、わけ分からんルートに翻弄されながら、上まで抜けて、ホンチャントライ開始。
当然、ウッチー、坂ケン共にフラッツシング(FL:1回で登れること)。
俺も、本気トライ1回で終了。



■レギラー5.10c ロケーションは最高!

次の狙いは、隣のイレギラー「イレギラー5.10d」。
こちらは、やましが、ヌンチャクを掛けてくれていた。
ウッチーまたまたFL。坂ケン2撃。やましもRP。
俺は、FL出来るかと思ったが、核心で手が滑って結局レットポイント(RP)したが・・・・・・・。
またまた事件が、
核心部を抜けたところで、右足を少しハイステップ気味に、右手の薄カチで体を上げようとしたとき・・・・・・、首の右側が攣ってしまった。え~~~~、首て攣るの?RPして降りてきたら、まるで、むち打ちか寝違えた状態。あまりにも痛いので下山して車で待つことに。午後が全てパーだ。悲しい・・・。
                                

はっしーさんは、「月1クラッカーの会」と称して、女性3人をハッシー号に乗せて、車の中では、変なごっご遊びをしてるらしい。そして夜はハーレムテントで女性3人と就寝。ちょっと、はっしーいい加減にしなさい。
さらに、昨日は湯川で、今日は小川山で、岩の割れ目に色々の物を突っ込み込み、さらに自分の体の一部まで突っ込むという状態。
一見、凄く男として羨ましい状態のようだが・・・・。よく観察すると、ハーレムとは程遠い、女性3人の下僕状態ではないか!そりゃそうだ、女性3人のうち2人は、あの2人だし・・・・。恐ろしいや・・・

B-PUMP2日記 これが噂のイヤリング!

2005年08月25日 | クライミングジム

■モデルは当然あの人です。 
※写真を勝手にcpoyしないようにして下さい。特にこばさんとぱないさん

今日は、月曜日の宿題の3級課題をやりに行った。
2階で軽くアップして1階に降りて行くと、俺の宿題に人だかり
登ってるのは、B2には生息して無いはずのウッチーだし。
まきーと東さんもいる。その他常連もいる状態。
早速混ざってトライするが、核心1歩手間の確立が悪く落ちてしまう
皆数回のトライで落として行く。そんな中、この課題は結局宿題に・・・決定。

まきーと東さんが帰ってからは、ウッチーと色々な課題を時間まで放浪しながらやり、本日終了

B-PUMU2日記  まきちゃんのイヤリングが・・・・。

2005年08月23日 | クライミングジム


■今日の一枚:三つ峠から見た富士山

最近アルパインばかり行っていて、ジムトレーニングしてないので久しぶりにB2へ。
今日は、軽くやるつもり。
常連さん+まきちゃんで何個か課題を練習した。

■今日の目からうろこ。
ある課題で、下から行くと右手で「上から取るホールド」だが、その状態で左にトラバースするとバランスが悪く保持できなかったが、左にトラバースする前に右手を「アンダーに持ち替える」と一気に安定した。
※ホールドを持ち替えるという発想。

まきちゃんが、途中でイタリアで買ってきたというイヤリングを見せてくれた。
ハンガーにヌンチャクが付いてる、精巧なミニチアイアリング。
これは、クライマーの女の子にプレゼントしたらかなりポイント高そうななかなか可愛い一品。今度写真をアップしたいと思います。


北岳バットレス 中央稜ノーマルルート こんな所登れるの?

2005年08月21日 | バリエーション&アルパイン&登山
小屋でたっぷり睡眠を取った体は、快調!
天気も昨日とは違い、快晴!なんか、朝からわくわくするような気分。
気分よく朝食を済ませて、トイレへ。
鍵の空いてるドアを開けるとそこには・・・・。
お尻を出したばばーが・・・・。さらに、ドアを開けて立ってる俺に「入ってます。」とのこと、そんなの見れば分かるよ!
ばばー鍵ぐらい締めろ!
さっきまでの気分が一気に悪い予感に・・・・。

■山頂~4尾根終了点~Cガリー~中央稜取付(7:42~9:45)
今日は、山頂から4尾根終了点まで行き。枯れ木テラスから、懸垂下降し中央稜へ行くことに。
昨日と違い、クライミングギアだけなので快適。

4尾根終了点から見る「中央稜」は、北岳頂上に突き上げる急な岩壁。
そのスケールに全員ビビリぎみ。

終了点のチョットしたまで、榛松帯を徒歩で下り、枯れ木テラス上10m地点から、枯れ木テラスまで懸垂下降。
さらに、枯れ木テラスから40mの懸垂下降。
途中、空中懸垂になりトップで降りた俺は、冷や冷やもの。

トポによると1回の懸垂で、Cガリーへ降りれるとのことだったのですが、もう30m懸垂が必要でした。(腐った支点で懸垂することに)


◆Cガリーへ懸垂下降する福井さん。沢の経験が豊富なようなので問題なしでした。


◆懸垂降下点から、5分ほどCガリーを登ると中央稜取付です。

■中央稜ノーマルルート登攀(9:50~14:00)


1ピッチ 25m Ⅳ+(伊藤)
本来の取付から左に4m程ずれた場所から登り初めてしまった為、かなり苦労してしまったようだ。
このピッチの核心の狭いバンドを左にトラバースする場所は、本当に狭い。

2ピッチ 25m Ⅲ(近藤)
凹角状の階段で問題なし。ただし、終了点の辺りが狭く、何人も上がれないので注意が必要。


◆1ピッチ終了点

3ピッチ 45m Ⅳ+(さかもと)
バンドから右にトラバースするのだが、このトラバースはスベリ台の上を横に歩くようでリードだとかなり怖い。
高度感もかなりある。
第二ハング部の乗り越えは、意外に素直で登りやすい。
ロープの流れが悪いので、第三ハング下で一度切る。
ここも、かなり狭い。


◆第二ハングを登る近藤


◆第二ハングを登る伊藤

4ピッチ 45m Ⅳ+(さかもと)
近藤さんのリードでスタートしたが、スタート直ぐの第三ハングに手間取り、一度クライムダウンしてもらい、再度さかもとリード。
第三ハングを超えると、高度感を楽しめるリッジ。
中央バンドまで、ロープを一杯に出す。
しかし、支点が無い!
仕方ないので、岩と残置ハーケンで支点を作る。
後でよく見たら、バンドを1.5m程左に行った少し高い所に、リングボルトが2本並んで打ってあった。


◆リッジを登るさかもと。

5ピッチ 50m Ⅱ(近藤)
近藤さん再度登場。
リッジから脆い凹角とトポ通り。
しかし、凹角部は土でした。さらに、凹角の上にある石が直ぐに落ちるような状態。終了点に入る人は、下の人が完全上がるまで、危険で下手に動けない状態でした。さらに、終了点の支点は無かったので、榛松で作る事に。


◆リッジを登る福井


◆伊藤(終了点付近)


◆近藤(終了点付近)


◆さかもと(終了点付近)


◆昨日は、生首写真だったので・・・

■下山
テント場に戻ったのが、14:30。
予定のプログラムが無事完了したので、今日下山することに。
17:00過ぎまでに、広河原へ降りればタクシーを呼べる。
大至急、テントをたたんで、通常3時間10分かかる下山道を2時間で降りることに。
多分朝の悪い予感はこれかも・・・
途中、福井さんたちが遅れてしまい、とりあえず俺一人先に広河原に下りたが、タクシーは1台もいない。
一人途方にくれていると、林道のゲートを締めるおじさんが心配そうに声を掛けてくれて、もう少し上のゲートまでなら今からでも、タクシーが来てくれると教えてくれた。
その頃、他のメンバーも下山してきた。
早速、タクシー会社に電話して、上のゲートまで来てもらうことに。
歩くと駐車場まで、3時間半かかるらしい。でも、冬は歩くのだから・・・。

今南アルプス林道は、崩壊の危険がある為交通規制されています。
タクシーもゲートが空いてる指定時間しか通行出来ないのです。
ゲートの閉まる時間下記の通りらしい。(タクシーの運転手さんの話)
・夜叉神峠のゲートは、入る場合18:00で出るのは、19:00
・広河原上のゲートは、18:00


◆ゲートを通りすぎてしまい。真っ暗な長いトンネルを歩いてしまった。

駐車場から車で、15分程下った所にある「山渓園」という村営(今は市かな?)の温泉に入って、レストランで皆で肉を食べて、無事帰宅。


北岳バットレス 4尾根主稜  荷物が重たい・・・!

2005年08月21日 | バリエーション&アルパイン&登山
先月に続き、日本第2位の高峰北岳の東面に展開する岩場バットレスに行ってきました。
今回の山行は、所属する山岳会「club 8.5φ」の8月の会山行です。
メンバーは、「ゴールデン・スリー・トリオ」の伊藤、さかもと、近藤と新人の福井の4人です。
リーダーは伊藤、サブはさかもとのエロ体制です。

※「ゴールデン・スリー・トリオ」とは、伊藤、さかもと、近藤の3人には、全員子供が3人いるのです。故に、この3人がパーティを組んで事故を起こすと一気に9人の子供が路頭に迷うのです。
clbu8.5φの代表の山本氏も子供が3人いますので、club8.5φはこの少子化時代に素晴らしく社会貢献してる山岳会なのです。

■7月18日

伊藤家までさかもとがバイクでいき、22:00調布駅で近藤・福井をピックアックし一路北岳へ。
芦安の駐車場には、12時過ぎに到着。即就寝。

■7月19日 広河原~C・D下沢取付(7:15~9:20)

少し寝坊してしまい、6時頃の広河原行きのバスになってしまった。
広河原からは、空いてる登山道を快調にとばし、2時間程でC・D沢の取付までくる。

◆C・D沢取付付近(左側D沢・右側C沢) 

■C・D下沢~5尾根取付(9:35~10:10)

C・D沢取付でクライミングギアを付け、5尾根取付へ向かう。
C・D沢の間の樹林帯の踏み後をたどり下部岩壁へ。
5尾根取付は、下部フランケンとピラミッドフェースの取付と同じ場所からスタートです。Dガリー大滝の左側尾根を登ると「5尾根」大滝を登ると「下部フランケン」少し右側を登ると「ピラミッドファース」です。
今回は、福井さんが初心者ということと、幕営装備全て持ってのクライミングなので、一番簡単な「5尾根」を登り4尾根取付に行くことに。
一番最初に、伊藤・福井パーティが登り、待つこと25分後にさかもと・近藤パーティが登攀開始。

◆やさしく下ネタなしで、ロープワークを教える伊藤リーダー。

■バンドトラバース~4尾根取付(12:01~14:24)

5尾根を1ピッチ登ると、伊藤・福井パーティはブッシュ帯をCガリーの方にトラバースを始めた。
さかもと・近藤パーティは、5尾根からさらにもう1ピッチ岩を登り、ピラミッドフェースの崩壊したハング下のバンドを通りCガリーへ。
崩壊したハング下は少し道が悪いが、後は踏み後がしっかりしていて簡単にCガリーに出れました。
伊藤パーティは、少しルートを間違ってしまったらしく、Cガリーへ遅れること20分。
この頃から、雨が強くなってきた。
Cガリー横に幕営可能箇所もあったので、幕営しようかこのまま雨の中登るか悩んだが・・・・。伊藤リーダーが「登りましょう」の一言で登攀続行することに。

雲が下がってきたCガリーは、視界不良の為、4尾根のテラスに登る場所が分からずかなり時間ロス。
うろうろしてると、近藤さんが、岩にマークされていた4尾根テラスへの印(Cガリーの右の岩に数箇所)を見つけ、印の通り10分ほど歩くとテラス下のヒドンテラス(Ⅳ)。しかし、ヒドンテラスは雨だったせいか出だしがチョットよくなかった。

■今日のメインイベント『4尾根主稜』(14:24~18:24)

いよいよ、バットレス中央に位置する4尾根主稜の登攀開始である。
本来なら、開放的で素晴らしい眺望のルートなのだが、今日は霧で全然風景が見えない。さらに、荷物が・・・・・・・重たい。

ここからは、伊藤、さかもと、近藤がトップを交互に登り、福井さんを最後に登らせるとうい変則の登攀。
効率良くトップを入れ替える為に、ロープはカン付カナビラでハーネスに止めるというシステム。

●1ピッチ 40m Ⅴ-(伊藤)
出だしのみ、つるりとしたフェースであとはスラブ。
雨で重い荷物という悪条件だったので、出だしのクラックからの部分は全員迷わずA0。後は全然問題なし。

◆取付テラスの近藤さん

●2~4ピッチ
全然問題無さ過ぎて、特徴が思い出せない。

◆ピラミッドフェースの頭をバックに頑張るリーダー。

●5ピッチ 30m Ⅴ(伊藤)
何故か、核心部に順番がくる伊藤リーダー。
リッジに出る手前の5m程の核心がある。しかし、ホールドをよく探せば問題なし。
この頃から、天気も回復してきて快適なクライミング。 


◆クライミングのシステムは全然理解してないが、登攀力は凄い福井さん。さらに、天候不順とか重い荷物に全然めげないところがエライ 

●マッチ箱のピークから20mの懸垂下降
支点もしっかりしてるし、全然問題なし。
ここは、高度感がありアルパインクライミングて感じ。
福井さんは、高度感への恐怖も無いみたい?なんか、常に明るい。もしかして、少しいっちゃっている娘かも?

●6ピッチ 45m Ⅳ(さかもと)
コーナーからリッジ上のクラック。
段々荷物が重たくなりスタートのクラックが辛くなりだしてきた。
多分空荷なら高度感を楽しめただろうけど・・・。
スラブもあまり斜度もなく問題ない。
トポに枯れ木テラスまで1ピッチでも登れるとのことだったので、突っ込んで行ったら、ロープが足りず途中で支点を作る事に!

●7ピッチ 10m Ⅲ+(伊藤)
荷物持っての凹角部の乗り越えが・・・・。
でも、全員問題なくサクット。

●8ピッチ 40m Ⅲ(近藤)
最後は、近藤さんにリードしてもらうことに。
要塞ハングも問題なくサクット終わらす。
しかし終了点がなく、榛松で終了点を作る。


◆4尾根終了点上の広いテラス。辛うじてまだ日没前。

■草付き~山頂~肩の小屋
疲れた体に、重い荷物を背負って山頂へ。
なのに、福井さんは何故か元気?
疲れた皆を励ましてくれる。なんと、いい子が入会してくれたのだろう。
                            


◆北岳山頂看板前に浮かぶ生首!

山頂から小屋へは、日も暮れて踏み後を探すのも大変状態。
小屋に着いたのは、19時過ぎ。
全員もうヘロヘロでテント張る体力が無いので、小屋に素泊まりすることに。
食当番が用意してくれた夕食を食べたら、とっとと睡眠。

《今日のメニュー》
伊藤さんが、スープマカロニ。
近藤さんが、レトルトの牛丼と中華丼。