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■簡易裁判所の法廷
中央が裁判長席。
裁判長席窓際奥が司法委員席(和解を手助けする定年してるおじいちゃんが5人位いる)。
手前が被告席。
窓際左側が原告席です。
裁判長の目の前は、書記官の席。
裁判長の真正面の一人掛けの所は使ってないですね。
裁判もいつの間にか3回の公判が行われてすっかり法廷になれてしまいました。
裁判と言っても、簡易裁判所が扱うのは民事事件ですので次から次へとサクサクと廻りすしのように行われて行きます。
どの位さくさくと行われていくかというと・・・・・。
30分で5~6件の公判が行われるのです。
だから、一つの公判は5分くらいということです。
法廷に行くと廊下に今日の公判スケジュールが張り出されているのを見て、自分の公判を確認します。
この公判スケジュール表には、何の裁判であるとか、原告・被告の名前が記載されています。
多い内容は、金利返還請求ですね。
あと、車のローンが払えなくて車返せとかありましたね。
法廷に入ると受付表があるので、受付表の自分の名前の横にサインします。
そして、法廷の傍聴席で待機します。
傍聴席には、今日の公判の原告や被告神妙な顔して並んでいます。
裁判長が入廷すると全員起立して礼をします。
すぐに事務官から名前が呼ばれると原告席と被告席に着席します。
着席する時大体の弁護士は裁判長に礼をして着席します。
俺も2回目からは真似て礼をしてます。
傍聴席で人の公判を見ていても簡単な内容の確認だけなのでいまいち面白くありません。
人の流れは、傍聴席→原告・被告席→退廷とまるで「くるくる寿司屋」のようにめまぐるしいいです。
1回目の口頭弁論は、「訴状」(原告側)と「答弁書」(被告側)の本当に簡単な確認と次回の公判予定日の確認で終了です。
その時間3~4分位です。
2回目は、お互いが事前に準備して送っておいた「準備書1」の内容の確認だけです。
その際、お互いの主張を裏付けるのに必要な資料を指摘され次回公判予定日の確認して終了です。
時間にして5~6分位です。
TVで見るような、口頭で原告と被告がやりあうシーンは全然ありません。
簡易裁判所の民事裁判は、準備書によってお互いの主張や訴えを言い合うので文章力勝負のようです。
2回目公判で裁判所から和解について聞かれます。
同意すると司法委員と別室にいき色々和解案を話し合い和解出来るか模索します。
私は、和解は望まないので裁判長に「和解は望みません。」と断りました。
3回目公判では、「準備書2」の簡単な内容確認した後、裁判長から司法委員と話試合をするように指示され別室に原告・被告とも行きました。
司法委員が勝手に和解案を話していましたが、和解する気ないので時間お無駄でしたね。
しかも、司法委員はあまり、訴状や答弁書、各準備書をあまりよく読んでいないよううな印象でした。
裁判が時間かかるのは、公判が1ヶ月おきにしか行われないからですね。
しかも、5分程度ですからなんとも民間では信じられないような状況です。
さらに、裁判は毎週木曜日と決まっているようです。
これでは、判決でるまで半年や一年なんてすぐにたってしまいますね。
でも、民事事件はかなりの数があるので仕方ないといえば仕方ないかな。
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