ときどき晴れ

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オーストラリア.ブルーマウンテンでクライミングvol.26 上海残置2

2014年05月15日 | ブルーマウンテン
■長蛇の列の上海東浦国際空港

上海東浦国際空港からシドニーへの搭乗手続き中に、オーストラリアのビザに不備がある事が発覚した白い人。
しかも、飛行機の出発時間まであと50分しかない絶体絶命の状況。
言葉も通じないし。

MOT「ETASの控えを出してごらん。」

白い人「ネクサス7に入ってるから直ぐ出すよ。」

赤いカバーの白い人自慢のネクサス登場です。
ネクサスの電源を入れデータを出すのを待っていると、、、。
白い人の様子がおかしい!

白い人「ネットにつながらないからデータが出せないの、、。(>_<)」

えっ、、。
そりゃそうだろう、白い人はBIGLOBEのデータ専用SIMだから上海ではローミングも出来ないでしょう。

MOT「PDFとかスクリーンショットとかにしていないの?」

白い人「してない、、、。WIHIが使えると思ってた。(>_<)」

打つ手なしですよ。

白い人「業者からのETASの確認メールが見られる!」

早速、確認したところパスポートナンバーのスペルが一文字違っている事が判明。

中国東方航空の係員にETASの受付番号と間違えている部分を蔵田さんが説明してくれた。
中国東方航空の女性責任者が何処に電話して交渉してくれている様子。
しかし、変更が出来るのかいまいち説明がない。
まあ説明がわからないと言うのが正しいのか。

■この時点で飛行の出発迄40分です。

手続きにどのくらいの時間がかかるか、責任者の女性に尋ねると。
「そんな事はわからない。」と怒鳴られてしまいました。

このままでは、全員上海残置になってしまう。
白い人はかわいそうだけ置いていこう。

通訳ソフトを入れたという白い人自慢のネクサスもWIHIがつながらないので役に立ちません。
上海の地図もWIHIがつながらないので見られません。
当然、宿泊先も検索出来ません。
白い人は中国語は数字すら分からない状況です。
白い人が知っている中国語は
年末台湾に行った時に俺が適当に使っていた
「めいよ。おーらー。」
ぐらいです。
でも、多分意味は知らないと思います。

我々三人は、無事に出国審査を済ませて、手荷物検査の列に進みました。

■シドニー行きの飛行の出発迄後30分。

その時に何と、白い人が自分の荷物を全部持って走って来るではないですか!(@_@)

我々が白い人を残置して立ち去った直ぐ後に、ETASの訂正が出来たそうです。
ちょっと残念です。上海残置の土産話も面白そうではないですか。

チェックインカウンターで航空券をもらって、白い人が荷物を預けようとしたら、「荷物は全部持って行け!(英語)」と言われたそうです。
当然荷物は、機内持ち込みサイズを越えています。
さらに、機内持ち込み禁止の物も入っているはずです。
我々にまた修羅場が。
手荷物検査を無事に通過出来るのでしょうか?

■飛行出発迄20分。

手荷物検査場で白い人の荷物をスキャナーすると、
先ずは「自炊用の包丁」が出て来ました。

もう一度スキャナーすると、
「コンタクトの洗浄液」が液体なので×。

さらに、再再スキャナーすると、
「食器洗いの洗剤」

そしてまたスキャナー。
等々次から次へと持ち込み禁止商品が。
このままでは、飛行が出発してしまいます。
やはり、白い人は見捨てようかと思っていたらやっと検査が終了しました。

ここで、白い人が一言。

「新品のヌンチャクを没収されなくて良かった♪」

飛行が無事に出発した時には、もうヘトヘトでした。

シドニーに向かう飛行機の中で白い人がさらに一言。

「濱ちゃんは、ETASの訂正に540円掛かったけど、私は無料でできちゃた♪」

とさ。