福岡・筑豊地方の炭鉱を描いた、山本作兵衛(1892~1984)の
絵や日記が、ユネスコの世界記憶遺産に、日本のものが初めて登録
されたニュースがありましたが、「記憶遺産」という言葉も初めてでした。
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「記憶遺産」って何なのでしょうか。
ユネスコが1992年に始めたもので、歴史上重要な文書や絵、音楽、
フイルムなどを後世に伝えるためのものです。
自然や建物が中心の世界遺産、伝統芸能などを扱う無形文化遺産と
あわせて、ユネスコの「三大遺産事業」ともいえます。
*** 朝日新聞・ニュスがわからんより抜粋にて
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山本作兵衛の絵や日記には、明治後期から昭和期の構内の様子、
石炭の掘り方、炭鉱町生活ぶり、遊びやお祭りなどが、説明書きと
一緒に、墨や水彩画で描かれています。
田川市敷石炭・歴史博物館には、記憶遺産に申請された作品のうち、
36点の複製が展示されているそうです。
ほかにも、同県内の飯塚市歴史資料館や、直方市石炭記念館でも
見られるそうです。
また、6月には小笠原諸島と、中尊寺などの寺院と周辺の遺跡からなる
「平泉の文化遺産」も、世界遺産に登録されました。
ウオーキング道路にて・・・・・