納豆にみそ汁・・・朝食の定番ですが、我が家も納豆はよく食しています。
以前にいた所では、納豆を美味しいと思ったことはなかったのですが、
茨城県に来て、こんなに違うのかしら、と感じて美味しく食しています。
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納豆とみそ汁は、どちらも微生物を使って大豆を変化させた食品です。
納豆を作るのは納豆菌、味噌はコウジカビ、どちらも大豆のたんぱく質を
分解して、アミノ酸というものにします。
納豆菌は、アミノ酸のうち、グルタミン酸というものだけをつなぎ合わせて、
ポリグルタミン酸という物質にして、これがネバネバの正体です。
ネバネバのもとはたんぱく質です。
大豆は畑の肉って言われるほど、たんぱく質の多い穀物だから、
あのネバネバができるのです。あと、納豆菌は糖分も別のネバネバ物質に
するから、ダブルでネバネバっていうことです。
ほかの豆でも、専門家がピーナッツで試したらできて、小豆では駄目でした。
ある程度たんぱく質が多くないと、できないようです。
理屈のうえでは、マメじゃなくてもたんぱく質と糖分さえ適量なら、納豆菌の
ネバネバを作れるそうです。
(岩手県の小6、小2の二人からの質問でした)
*** 朝日新聞・DO科学より抜粋にて ***
ネバネバ納豆特有のにおいを、嫌がる人も多いようですが、
それがまたいいのかもしれません。
純粋な納豆菌の培養が成功したのは、かなり昔のことで、北海道大学の
先生が1919年、大学で納豆菌を増やして、納豆業者に売り出し、これが
今の納豆作りの始まりらしいとのことです。
私の子どもの頃には、朝作った納豆を売りに来て、新鮮な納豆をおいしく
食した記憶が、とても懐かしく思い出されます。
燃えるような鮮やかさです。。。。。