薬の効かない細菌が出て、院内感染が問題になっています。
普通なら、菌は抗菌薬(抗生物質)で、やっつけられるはずですが、
何種類使っても、効き目がないそうです。
これを、多剤耐性菌というそうです。
**************************************************
多剤耐性は一般に、菌の遺伝子が突然変わったり、薬に耐える
遺伝子を、ほかの菌から取り込んだりするのが原因らしいです。
・ 薬が効かないとどうなるでしょうか?。
今のところ、毒性に強い菌は見つかっていない。健康な人なら、
薬の力を借りなくても、その人の免疫力で、大体抑えられます。
・ なぜ、インドやパキスタンから広がったのでしょう?
欧州では、多くの人が美容外科手術などを受けるため、医療費が安い
インドやパキスタンに行き、そうした治療の際に、感染したようです。
また、インドは医師の処方箋がなくても、抗菌薬を自由に買える。
薬を飲む量や回数を自分で判断して、服用が中途半端になると、
耐性菌が体内で生き延びやすい。
街の中で感染する可能性も、指摘されています。
多剤耐性菌自体は、他の感染症でもよく見られます。
土壌や河川にいるアシネトバクターという菌では、一昨年に
福岡市内の病院で、26人の院内感染が有りました。
・ どんなことに気をつけたら、いいのでしょう。
病院で処方された薬は、指示された通りに服用すること。
海外で手術を受けた場合、帰国して傷口の治りが悪かったら、
病院で詳しく調べてもらったほうがいいです。
*** 朝日新聞・ニュースが分からん!より抜粋にて ***
一部の遺伝子が、突然変異で、薬に耐えられる菌が
出来てしまうのは、恐いですが、院内感染の心配もあります。
口や傷口から感染するようですので、やはり、うがいと手洗いの
習慣は、大切ですので、続けるようにしたいものです。
ハツユキソウです。
薬や茎の切り口から出る乳白色の液は、
皮膚に炎症を起こすことがありますので、気をつけましょう。
(この部分は、検索にて)
健康な体では大丈夫と言いますが、いつ毒性の強い菌になるかわかりませんネ。
「初雪草」あちらこちらで見かけます。
涼しげなネーミングです。
昨年の、新型インフルエンザの次は、家畜の口蹄疫、そしてこれと、
次々、厄介なものが入ってきます。
特に、多剤耐性菌は、治す方法がないのですから、癌より厄介です。
そうですか、薬は処方通りに、うがい手洗いの徹底ですか。
心がけます。
抗生剤で菌を殺していましたのに、抗生剤がきかない強い菌が出ましたら、本当に怖いですね。
感染が広がりませんように、と願いたいです。
初雪草、いろいろな場所で見かけています。
白い綺麗な葉に、目がいってしまいますが、
よく見ますと、小さな花も咲いていますね。
強い菌に、さらに強い薬・・・と競争しているようです。
薬と認められるまでには、長い期間かかりますので、やっかいな菌が、増えないようにと願いたいですね。
新型インフルエンザのときの、うがい、手洗いは、私は今でも続けています。
スーパーの入り口にある消毒液は、必ず手につけて入ります。
調子の悪いとき、体力が落ちているときなどは、さらに注意したいと思っています。