にっぽん丸見聞録の記事が続きます。
リアルの私は、毎日大学の研究室と自宅の往復で、優雅なクルーズだなんて夢のまた夢。せいぜい実家に帰省するときに船に乗るくらいですよ・・。
しかし、私の人生設計(中学時代の)では、「50代までに豪華客船で世界一周する」という目標がありますので、今のうちに下調べしておいて損はないでしょう・・。(あ、でもさすがに30年後にはこの船も引退しているか・・)
さてさて、船内巡りの続きです。前回は客室を紹介しましたが、今回はいよいよ豪華客船ならではの施設の紹介となって参ります。
6階ラウンジ「海」
ちょうどプールの真下に位置するラウンジです。以前はダンスフロアのある若干カジュアルな雰囲気のラウンジでしたが、今回の改装で重厚な雰囲気のインテリアに変更されました。(船内全体的に以前よりも高級感は増しているようです)
隣接して、ミッドシップバーがありますから、生演奏に耳を傾けながら、グラスを片手に夜のひと時を過ごす場所という感じでしょうか。
試食コーナー。
ラウンジ「海」では、船内見学者向けに試食コーナーを設けていました。スイートルーム限定のお茶、クッキー、パンという品揃えで、さすがにみな美味でした。
6階オーシャンダイニング「春日」
6階の最後方に位置する、プレミアムダイニングです。主にスイートクラス利用客向けですが、一般客も有料で利用できるそうです。(通常、船内の食事は部屋代に含まれます)
全100席ほどあり、その3分の1ほどは屋外のテラス席となっています。
隣接して寿司バー「潮彩」があり、さらにその隣に田崎真也セレクションのワインセラーが設置されています。
このダイニングがある場所は、以前は木甲板のスポーツデッキでした。この区画も今回の改装で増設された箇所で、スポーツデッキはこの区画の屋根の上(つまり7階)に移されました。新設区画は大きな丸窓が特徴的ですが、このダイニングでも窓側の席は非常に眺めが良くなっています。(窓の外には名港トリトン橋が見えています)
6階には操舵室やシアターもありますが、残念ながら今回は公開されていませんでした。(他の港では公開していたようですが・・)
5階eカフェ&ライブラリー
5階に下りて最初に見学した施設がこちら。豪華客船版ネットカフェとでも申しましょうか。以前はこの奥に和室があったのですが、改装で7階に移され、ライブラリーが拡張されました。インターネットはブロードバンド対応だそうで、航海中でも最新のニュースや寄港地の情報に当たれるとのこと。ブログ更新も安心ですね。ついつい長居してしまいそうな良い雰囲気でした。
ライブラリーのディスプレイモニター
にっぽん丸の船内の要所には、大型モニターを用いたこのような案内表示が設置されています。この時は時計を表示していましたが、なんと4種類もの時間が表示されていました。太平洋クルーズなどだと、最長10日間くらい寄港無しで航海しますから、船内時間を設ける必要があるのですね。
5階カードルーム
ライブラリーのすぐ隣にある部屋です。日本船の場合、「囲碁・将棋部屋」か「麻雀室」の方がしっくりくるかも・・。実際ほとんどが非カードゲーム用テーブルとなっています。
実はこの部屋には、娯楽部屋としての役割以外にも大切な役割があります。
上「初代にっぽん丸模型」
下「2代目にっぽん丸模型と入港記念盾」
そう、このカードルームには、ちょっとした「にっぽん丸歴史館」のような展示がされているのです。私が見学した「にっぽん丸」は、3代目にあたる船です。初代にっぽん丸は元移民船「あるぜんちな丸」が1972年に改修・改名されたもので、76年まで就航していました。その後初代が老朽化で引退したため、元ブラジル客船であった「Sven Seas」が2代目にっぽん丸を襲名し、90年まで活躍。そして90年に念願の新造客船として3代目にっぽん丸が誕生し、今に至ります。
にっぽん丸を運航する商船三井は、実は近年まで略称として使われてきた名称でして、「大阪商船三井船舶」が正式名称でした。1999年に「商船三井」が正式名称となり、昨年、本社所在地の登記を大阪から東京に移したため、大阪商船の色はだいぶ薄くなってしまいましたが、にっぽん丸の船内では、大阪商船時代の記録(絵画やレストランのメニューなど)が誇らしげに各所に展示されています。
ちなみに、2枚目の写真に写っている入港記念盾はほんの一部で、ドルフィンホール(後述)の4階入口付近にも大量に飾られています。
5階ブティック「アンカー」
カードルーム、ライブラリーの入口の向かいには、ブティックがあります。ここでは、衣類やアクセサリーからお菓子や船舶模型まで、にっぽん丸オリジナルのグッズを購入できます。見学会でも、ご覧の通り大盛況でした。
この後私は船首側に行き、デラックスクラスの客室を見学した後、再びブティックの前を通り、船尾のドルフィンホールへと向かいました。
なお、5階にはこの船のメインバーである、ネプチューンバーが船首側最前方にありますが、今回は見学できませんでした。
リアルの私は、毎日大学の研究室と自宅の往復で、優雅なクルーズだなんて夢のまた夢。せいぜい実家に帰省するときに船に乗るくらいですよ・・。
しかし、私の人生設計(中学時代の)では、「50代までに豪華客船で世界一周する」という目標がありますので、今のうちに下調べしておいて損はないでしょう・・。(あ、でもさすがに30年後にはこの船も引退しているか・・)
さてさて、船内巡りの続きです。前回は客室を紹介しましたが、今回はいよいよ豪華客船ならではの施設の紹介となって参ります。
6階ラウンジ「海」
ちょうどプールの真下に位置するラウンジです。以前はダンスフロアのある若干カジュアルな雰囲気のラウンジでしたが、今回の改装で重厚な雰囲気のインテリアに変更されました。(船内全体的に以前よりも高級感は増しているようです)
隣接して、ミッドシップバーがありますから、生演奏に耳を傾けながら、グラスを片手に夜のひと時を過ごす場所という感じでしょうか。
試食コーナー。
ラウンジ「海」では、船内見学者向けに試食コーナーを設けていました。スイートルーム限定のお茶、クッキー、パンという品揃えで、さすがにみな美味でした。
6階オーシャンダイニング「春日」
6階の最後方に位置する、プレミアムダイニングです。主にスイートクラス利用客向けですが、一般客も有料で利用できるそうです。(通常、船内の食事は部屋代に含まれます)
全100席ほどあり、その3分の1ほどは屋外のテラス席となっています。
隣接して寿司バー「潮彩」があり、さらにその隣に田崎真也セレクションのワインセラーが設置されています。
このダイニングがある場所は、以前は木甲板のスポーツデッキでした。この区画も今回の改装で増設された箇所で、スポーツデッキはこの区画の屋根の上(つまり7階)に移されました。新設区画は大きな丸窓が特徴的ですが、このダイニングでも窓側の席は非常に眺めが良くなっています。(窓の外には名港トリトン橋が見えています)
6階には操舵室やシアターもありますが、残念ながら今回は公開されていませんでした。(他の港では公開していたようですが・・)
5階eカフェ&ライブラリー
5階に下りて最初に見学した施設がこちら。豪華客船版ネットカフェとでも申しましょうか。以前はこの奥に和室があったのですが、改装で7階に移され、ライブラリーが拡張されました。インターネットはブロードバンド対応だそうで、航海中でも最新のニュースや寄港地の情報に当たれるとのこと。ブログ更新も安心ですね。ついつい長居してしまいそうな良い雰囲気でした。
ライブラリーのディスプレイモニター
にっぽん丸の船内の要所には、大型モニターを用いたこのような案内表示が設置されています。この時は時計を表示していましたが、なんと4種類もの時間が表示されていました。太平洋クルーズなどだと、最長10日間くらい寄港無しで航海しますから、船内時間を設ける必要があるのですね。
5階カードルーム
ライブラリーのすぐ隣にある部屋です。日本船の場合、「囲碁・将棋部屋」か「麻雀室」の方がしっくりくるかも・・。実際ほとんどが非カードゲーム用テーブルとなっています。
実はこの部屋には、娯楽部屋としての役割以外にも大切な役割があります。
上「初代にっぽん丸模型」
下「2代目にっぽん丸模型と入港記念盾」
そう、このカードルームには、ちょっとした「にっぽん丸歴史館」のような展示がされているのです。私が見学した「にっぽん丸」は、3代目にあたる船です。初代にっぽん丸は元移民船「あるぜんちな丸」が1972年に改修・改名されたもので、76年まで就航していました。その後初代が老朽化で引退したため、元ブラジル客船であった「Sven Seas」が2代目にっぽん丸を襲名し、90年まで活躍。そして90年に念願の新造客船として3代目にっぽん丸が誕生し、今に至ります。
にっぽん丸を運航する商船三井は、実は近年まで略称として使われてきた名称でして、「大阪商船三井船舶」が正式名称でした。1999年に「商船三井」が正式名称となり、昨年、本社所在地の登記を大阪から東京に移したため、大阪商船の色はだいぶ薄くなってしまいましたが、にっぽん丸の船内では、大阪商船時代の記録(絵画やレストランのメニューなど)が誇らしげに各所に展示されています。
ちなみに、2枚目の写真に写っている入港記念盾はほんの一部で、ドルフィンホール(後述)の4階入口付近にも大量に飾られています。
5階ブティック「アンカー」
カードルーム、ライブラリーの入口の向かいには、ブティックがあります。ここでは、衣類やアクセサリーからお菓子や船舶模型まで、にっぽん丸オリジナルのグッズを購入できます。見学会でも、ご覧の通り大盛況でした。
この後私は船首側に行き、デラックスクラスの客室を見学した後、再びブティックの前を通り、船尾のドルフィンホールへと向かいました。
なお、5階にはこの船のメインバーである、ネプチューンバーが船首側最前方にありますが、今回は見学できませんでした。
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