塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

他人を承認するという一番簡単な行為

2017-03-26 01:26:45 | 日記
 昨日、大学生くらいでしょうか、恋人同士がお揃いでニューバランスを履いていました。

 単純にニューバランスを履いている、だけなら「ああ、そうか」と思うだけですが、どうやら品番まで同じようで、これにはさすがに驚きましたね。

 ニューバランスは単独で単行本が出版されるくらいの人気銘柄ですし、サッカーでもぐんぐんと勢力を拡大しています。

 今季からFC岐阜がニューバランスと契約しましたが、来季以降も契約クラブは増えるように思います。

 僕が今回伝えたいのは、実はニューバランスではなく、このようなペアリングやペアルックについてです。

 「ペアルックは古いよ」
 「お揃いの服を着るのは恥ずかしいよね」

 という声もあると思います。

 一方でお互いが同じ服装をすることは、一番身近にいる人間が自分を承認している、という点で大きな安心感が生まれます。

 スタジアムもそうですよね。

 皆がタオルマフラーやジャージでお揃いの恰好をすることは

 「僕らは同じ目的でここにいる」
 「今日も選手を後押しします」

 という、お互いの意思表示を確認する、大きな要因です。

 ですからビジター・クラブのファン、サッカー観戦という目的は同じでも、声援という別のベクトルが近くにいると、拒否反応を示すという形になり、それは南米と欧州で顕著な光景です。

 僕は41歳の今に至るまで、ペアルックをしたことはありません。

 僕には3歳下の弟がいまして、幼少時は同じデザインの服を着たかもしれませんが、これはペアルックではないですね。

 恋人がいる方は、今ペアリングが面白い試みかもしれませんよ。
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日本代表、選手の離脱が相次ぐ

2017-03-26 01:07:43 | 日記
 過去に内田篤人が

 「長谷部さんを助けたい」

 と語ったことがありました。

 中田英寿も現役時代を振り返る際に

 「1997年のアジア最終予選はカズさんにゴンちゃん、そして井原さんと中心軸がいて俺は自由にやらせてもらった」
 「2002年の時はそうはいかなかったからね」

 と、目上の人間がどれだけ気配りとしていたかを綴っています。

 真摯な人柄で代表とクラブ、マスメディアに接してきたキャプテンが抱えるストレスを、ウッチーは彼なりに感じ取り、その責任を共にわかちあおうと考えたのでしょうね。

 ただ、彼自身が怪我、手術ということでシャルケ、代表のいずれからも実戦から遠ざかる形になったことは残念でした。

 しかし、彼の心意気はキャプテン長谷部も嬉しかったに違いありません。

 そして、長谷部の背番号17を纏い、UAE戦で大活躍の今野が怪我で離脱し、タイ戦を戦えないことは物凄く皮肉であはります。

 一方でこの主力離脱というマイナスを

 1・遠藤、小林という追加選手の登録
 2.現在の招集選手たちで乗り越える

 事で、代表はより前への推進力を入手できると思います。

 B組はサウジアラビアと日本、オーストラリアの3か国で2位までを争う形になりつつありますが、やはり敵地リヤドでのサウジアラビア戦が肝心と言えそうです。

 サウジの乾燥した気候に加え、個人技に秀でたサッカーは要注意ですし、何より今回のようにけが人続出の場合の危機管理が求められます。
 
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