塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダス、来季でマルセイユとの契約を終了へ

2017-03-22 00:26:52 | 日記
 マルセイユは2017-18シーズンを持って、アディダスとの契約を終えるのですね。

 これは専門サイト「ユニ11」を閲覧して知ったのですが、ファンからすれば名残惜しいと思います。

 1993年のチャンピオンズカップ
 パナソニックが胸スポンサー
 ピクシー、ワドル、パパンという各国代表の競演

 これらの栄光は月桂樹から今の三本線に変遷する時代と重なっていますが、アディダスのオーナーである(死去しましたが)ルイ・ドレフェスがマルセイユのオーナーであることも影響していました。

 マルセイユのファンは辛辣で有名で、時に暴力に頼った応援をすることでも有名です。

 一方でプレイはしませんでしたが、ジダンが育った街でもあり

 「僕は彼の事を敬愛してやまない」
 「だからトヨタカップで会えて、本当に嬉しかった」

 と語る、ウルグアイ代表のフランチェスコリも在籍していました。

 ジダンがアディダスを愛するのも、フランチェスコリとマルセイユの影響があると勝手に想像しています。

 すでにレヴァークーゼンがヤコと契約しているように、アディダスは世界レベルで各クラブとの契約を見直しています。

 日本でもベガルタやF・マリノスなどアディダスと契約しているクラブが多いのですが、彼らも契約見直しの対象となるでしょうか?

 チェルシーはナイキに鞍替えしたわけですが、仮にル・コックやパトリックというフランスの老舗がマルセイユと契約したら、どこか素敵なように思えます。
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お金の力を借りることは意味がないのか

2017-03-22 00:16:51 | 日記
 私事で恐縮ですが、10年前までエッセイや小説コンテストに応募していました。

 落選したものもありますが、最終選考に残った作品もあり、結果世に出したのが「インテリスタ」という、全編インテルについて記したエッセイ本なのです。

 この出版元は今は存在していませんが、自分の名前で本が出せた喜び、店頭編集者とのメールでの打ち合わせを思い出すと、ありがたい気持ちは今でも残っています。

 一方で当たり前ですが、作家と編集者、そして出版社はビジネスでありボランティアではありません。

 この書籍はコンテストの応募作品の中、受賞には及ばないが、仮に出版すれば何か反響があるかもしれない、という中で生み出されており、費用に半分を僕が、半分を出版社が持つ形で契約したのです。

 この出版社はこの形を「共同出版」と呼んでおり、他の方々も同様の形で本を出す喜びを味わっていたはずです。

 この形、どこかで見おぼえありますよね。

 僕は自分の作品を出す際に、キングとジェノアとのやり取りを思い出したものです。

 キングがジェノアに移籍する際

 イタリアでも歴史を持つクラブに門外漢がやってくる
 ケンウッドとプーマを連れてきた
 スクラビーやファントシップなど、各国代表と肩を並べる力があるのか

 と多くの批判を浴びました。

 確かにケンウッドが胸スポンサーになりましたが、ジェノアがプーマからジャージを提供されるわけでもなく、エレアとの契約は変わりませんでした。

 ジェノアは以後、ロットなどいくつかのブランドと契約しましたが、その中にプーマは一度としてなく、個人スポンサーに対しての批判の度合いが高すぎたと思います。

 言い換えれば、お金と抱き合わせでやってきた日本代表、という印象が当初からあったわけで、僕も自分の力不足と祖母が蓄えてくれた貯金で賄った歴史があります。

 でも出版社から本が出来上がりましたと連絡があった時の興奮は、今でもよく覚えていますね。
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