塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表の今はバリューが無いのか

2017-03-20 01:35:25 | 日記
 「やべっちFC」は番組の構成をすべてサッカーで行いますから、日本代表の情報をもたらすことは自然の成り行きです。

 一方で他の番組は大相撲とワールド・ベースボールクラシック。そしてフィギュア・スケートにバリューを置いており、サッカー好きは歯がゆい思いをしていると思います。

 言い換えれば、現在の代表を取り上げても意味はない、ということでしょうか。

 それはアギレ政権からハリルホジッチ政権に移行して以降

 1・オシム政権のような、ファンとメディアが感嘆するような言葉が見当たらない
 2・ザッケローニ体制では体感できた興奮できる試合がない
 
 という副産物もあるでしょう。

 ザッケローニ体制ではアジア王者に輝き、イタリアに3-4、オランダに2-2、ベルギーに3-2と、ファンが絶叫するような試合がいくつもありました。

 僕もコンフェデ杯のイタリア戦は凄く声を枯らしましたし、ベルギーに勝利したときは嬉しいよりも驚いたくらいでした。

 アギレ政権移行は欧州遠征自体が減少し、ハリルホジッチ体制では選手選考自体に代わり映えがしなくなりました。

 確かにアギレ体制の初戦で起用された皆川と坂井は、代表には程遠い選手だったのかもしれません。

 しかし、この起用にみられる新鮮さ、監督が

 「彼らは場数を踏めば、必ず中軸になれる」
 「だからこそ、私の責任で起用する」

 という心意気が時に必要でしょうね。

 僕はアントラーズの鈴木のような、20歳でもふてぶてしい選手が登場したことは、Jリーグにとって明るい材料のように思えます。

 それを監督がどう判断するかにもよるのですが。
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パルセイロが入手した「正解」とは何か

2017-03-20 01:19:47 | 日記
 パルセイロは遂に念願の正解を手に入れた、のかもしれません。

 その正解というのは今季、鹿児島ユナイテッドから引き抜いた浅野哲也監督のことで、2015年以降度重なる監督交代で、選手もファンも疑心暗鬼に陥っていたためです。

 パルセイロは試合終了後、「追記」という形で監督の試合に対しての感想を、公式ホームページで公開します。

 三浦前監督は淡々と振り返っている印象が強く、ファンの多くは不満に感じていたようです。

 冷静沈着であることは、監督にとって大事な要素であると思いますが、一方で冷淡という印象も与えてしまうのですね。

 浅野監督はコメントも長く、同時に動画で意気込みを語ってくれるなど、ファンが自然と

 「監督の談話をもっと聞きたい」
 「俺たちが監督をバックアップする」

 と立ち上がっています。

 浅野監督は日本代表、トヨタ、グランパスエイトと、日本サッカーのプロ化黎明の真っ只中でプレイしていましたから、

 「選手が奮い立つ言葉」
 「どうすればファンが喜んでくれるのか」

 という点が、いつも念頭にあるように感じます。
 
 浅野監督はヴェンゲルに師事していましたが、ピクシーを軸に

 「監督が示唆する練習内容で、ここが改善できる」

 という点を直接肌で感じていました。

 ですから言葉でも、言動でも選手に与える練習内容が豊富なのかもしれませんね。

 この正解が今年の年末、J2という形につながると良いのですが。
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