塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思う、スポンサーへの配慮

2020-12-04 21:30:11 | 日記
 Jリーグに限らず、シーズン中にテクニカル・スポンサーとの契約について言及することは凄くデリケートだと思うのです。

 例えばチャンピオンズ・リーグをカタールで戦っているFC東京。

 既に来季からニューバランスと契約することを発表していますが、今まさにこのとき選手を支援しているのは、ニューバランスではなく、「アンブロ」の手掛けた機能とデザインですからね。

 完全に日程を終了してから発表した方が、新スポンサーにも今までお世話になったスポンサーにも角が立たないと思うのですが、僕の考えすぎでしょうか。

 イタリアのスポーツ・ブランドである「カッパ」

 カッパの日本代理店はアウトドア用品で知られるフェニックスなのですが、何と今年で事業そのものを終えてしまうそうです。

 そのため、コンサドーレ札幌は既にカッパとの契約終了を公式ホームページでファンに伝えています。

 この情報はお馴染み「フットボールウエブマガジン QOLY」から引用していますが、彼らはコンサドーレ同様カッパと契約しているジェフも、同様の決断をするだろうと報じています。

 このように代理店の問題ならば仕方がないですがね。

 グランパスエイトがミズノと新契約を結んだのも、それまで懇意にしてきたル・コックのサッカー事業を、代理店であるデサントが行わない旨を発表したためでした。

 面白いのはデサントがアンブロをグランパスエイトに勧めた気配がなく、だからこそミズノとの契約に至ったという印象が強い点でしょうか。

 ツエーゲンはアディダス
 ホーリーホックはガビック
 FC岐阜はニューバランス

 と今季でスポンサーが変わることを表明しているのですが、ファンからすればジャージのデザインは本当に楽しみであることも確かですね。
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昔ながらの良き味わい

2020-12-04 21:08:29 | 日記
 ヤスダやアドラーのように、昔ながらの製法、デザインでスパイクを製造している企業は、もしかすると追い風が吹いていると感じてるかもしれません。

 何故ならば、ナイキやプーマのような大手は

 〇〇パックと言う形でシリーズ化
 ニット素材と派手なカラーリングで市場を活性化
 アディダスはF50の復刻を発表するなど、スニーカーのように復刻も今後は主力になるであろう

 と見込んでいると思います。

 しかし、これらの派手な色彩やニット素材が出回れば出回るほど

 昔ながらの黒いアッパーに白いライン
 カンガルレザーの重厚なつくり

 という伝統製法が「逆」に目立つためです。

 むしろ変な色気を出して新しい分野に進出してしまうと、これまで愛用してきたファンが、そっぽを向いてしまうと思うのです。

 ラーメンがそうですよね。

 日清のラ王
 東洋水産のマルちゃん正麺

 に代表される、お店で食べる味わいに近い商品は、油で揚げていませんからカロリーも低いですし、夏場には冷やし中華も登場します。

 一方でサンヨー食品の「サッポロ一番」に代表される、昔ながらの袋めんはカロリーも高いですし、冷やし中華のような気の利いた商品が登場するわけでもありません。

 でも、廃れませんよね。

 あの味、あのスープでなくちゃあ意味が無いんだよ、この味わいが最高なんだと思うファンは、企業に味や包装の変化を求めてはいないと思います。

 ヤスダ、アドラー、イタリアならばパントフォラドーロなど、昔からの製法を踏襲している企業は、それだけで価値があるようにさえ感じてしまいます。

 ビジネスである以上刷新は必要ですが、意味のない刷新はしなくても良いという証拠といえそうですね。
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1位と2位を隔てるもの

2020-12-04 20:52:50 | 日記
 内心どうかはわかりませんが、キムタクさんが凄いと思うのは、自身に寄せられる批判に動じないという点です。

 日産自動車の広告塔となり、スカイライン、アーリヤと立て続けに登場するCMの姿を見て

 「トヨタに謝れ」
 「トヨタの印象が強すぎる」

 という否定的な意見が多く寄せられたと聞きました。

 しかし、カローラとトヨタの印象が強い彼を敢えて起用し、契約した日産自動車も大したものですが、そのオファーを受諾し批判が寄せられても行うという強い意思を見せたキムタクさんは、本当にすごいと思います。

 一方でプーマと契約したネイマールには、既にナイキの面影がありませんがそれは何故でしょうかね。

 女性誌「アンアン」は定期的に「抱かれたい男」「セックス特集」を組みます。

 そのランキングで常に1位を得ていたのが木村拓哉であるならば、常に2位だったのが福山雅治です。

 昨日発売の男性誌「メンズ・プレシャス」の表紙を飾った彼も、日本を代表する歌手、俳優になるまではご飯に困る日もあったようです。

 しかし、キムタクさんよりも福山さんの方がある意味凄いと思うのは、常に2位という立場でありながら、嫉妬、くやしさという-の表現をしていない点にあります。

 サッカーでいえば

 ミランと「インテル」
 ベンフィカと「スポルティング」
 ローマと「ラツイオ」
 ユナイテッドと「シティ」

 というように、大抵後者の方が後に記載された際、ファンは関係者は憤慨し傷つきますよね。

 でも福山雅治はそんな嫉妬はしても仕方がないし、そもそもみっともないよと考えているのでしょう、2位について言及する姿勢はこれまでなかったように思います。

 そのせいでしょうか、この日本が誇る2大俳優の競演が無い気がするのは、僕の気のせいでしょうか。
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