塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

お金に換算できない助言

2020-12-07 21:00:00 | 日記
 レオ・メッシにもはやお金を必要していない。

 これは紛れもない事実でしょう。

 今更バルセロナが大金を積んで、これだけ払うから残留してくれと願うのは、やはりお門違いとしか言いようがありません。

 確か最新号のワールド・サッカーダイジェストが指摘していたはずですが、レオ・メッシがクラブ首脳陣に求める要素は、敬意と愛情であること、これは言うまでもありません。

 2010年代の栄光は、その大半を彼が担ってきた責任と共にありますからね。

 これって何だかかつての某国

 「女は社会進出や学が考えなくてもよい」
 「子を産んで育てればよい」
 「子育ては妻のお前に一任しているはずだぞ」

 と、金や自分の価値観で物事を進めてきた男性の見解がバルセロナ、愛情を求める女性側がメッシ、というような気がするんですよね。

 もはや希代も名手が心身共に息を吹き返すことに最適な決断。

 それはアル・サッドとすぐに交渉し、チャビ・エルナンデスを迅速に指揮官として迎え、メッシの心のうちを支え、励ますことができる人間がいること、ではないでしょうか。

 ミケル・アルテタという聡明な指揮官でも、アーセナルがリーグ15位と振るわないように、仮にチャビが陣頭指揮をとってもそう簡単に成績は急上昇しないと思います。

 しかし、アーセナルのファンはアルテタ政権を我慢して支えようとするでしょうし、それはチャビが戻ってきたならば、恐らくバルセロナのファンも同様ではないでしょうか。

 「おい、お前に言うことが出来たんだ」
 「金に換算できないお前の助言に、俺はいつも負い目を感じっぱなし」

 ニルヴァーナのボーカル、カート・コヴァーンは「ハート・シュエイプド・ボックス」の歌詞にこう綴りました。

 レオ・メッシに関する意見の多くが、恐らくお門違いなのでしょうがね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀状と格闘しています

2020-12-07 17:58:10 | 日記
 僕は年賀状に関心がありません。

 郵便局で郵便物を出すこと(実は今日、速達で手紙を出しました)はアナログで機械音痴の僕からすれば必須なんです。

 でも年賀状はあいさつ文よりも

 「郵便局の大切な金のなる木」
 「郵便局の既得権維持」

 のように思えるんですよ。

 僕もいっそ、テレビCMにあるように郵便局やご近所のホームセンターに作成を依頼したいのですが、以前にもお話したように、我が家では出来ないのすな。

 コストを考えたら、お前がやれ

 の一点張りで、プロに任せるならば料金が些か高額になるのは当たり前ですよ。

 一番枚数のある父は、常に毎年多くの注文を僕にだし、ああでもない、こうでもない、こうしろ、ああしろと指図をする
 母は折り畳み式携帯すらもっていない、従って僕の手助けは一切しない(というよりもできない)
 弟は我関せず

 もう、この時期はうんざりですね。

 ということで嘆いていても始まらないので、土台を作ってみたんです。

 昨年のエクセルで「年賀状宛名一覧」を作成し、まずコピーを3部製作し、ロムにも入力してある郵便番号から氏名、住所までを確認しました。

 そして追加、削除の部分を今改定し、2度目の住所と氏名を確認を終えたところです。

 これなら少し息がつけますからね。

 僕が使っているのは宝島が刊行している

 「世界一カンタン年賀状」シリーズで、面白いことに新刊で購入し、何も入力しなくてもロムにはその情報が既に取り込まれているので、再度住所と氏名の入力の作業が省かれるんです。

 サッカーでも土台は不可欠ですよね。

 今、日本代表が危惧されているのは、その土台の形成が些か早すぎるのではないか、ザッケローニ体制も2012年には決まっており、代謝が少なかったよね、というものです。

 逆に2002年のトルシエのように最後まで競争させることが選手を疑心暗鬼にもさせましたが。

 土台が盤石なのは大切ですが、今日の僕の様に追加、削除ができる、そう選手の入れ替えの余地は、監督は常にかんがえるべきではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロセスと指針がはっきりすれば

2020-12-07 17:04:39 | 日記
 僕の勝手な主観にすぎませんが。

 Jリーグでも当然、クラブ出身選手が指揮官として復帰する事例は多くあります。

 浦和レッズが来季、もしかするとチョウ・キジェ氏を指揮官に迎え入れるとすれば、それは湘南ベルマーレで場数を踏んだこともありますが、クラブ在籍経験を持つ。

 という点の方が大きいはずです。

 しかし、それ以上にNPBはチーム出身選手を「漠然」と指名しているように思えます。

 例えば来季の横浜ベイスターズは横浜一筋で生きてきた、三浦大輔氏が監督就任することを決定しています。

 求心力とファンの喝さいと言う点では理にかなっていると思います。

 しかし僕としては勝手な見解ですが

 「三浦氏を監督に起用したのは、若い世代が2軍も含めて彼がやりたい野球がこなせる選手が多いため」
 「ハマスタのこの点を考慮したさい、三浦監督の目指す野球が合致したため」

 など、戦術、ドラフト、キャンプなど、戦力を洗いざらい見直してからの指名が少ないと思うのです。

 球場が些か狭い。従って投手力と守備力を強化した現状、この監督を指名した。
 数年後、この監督を招聘したい、その地ならしのためにこの監督を今季は招聘した

 という観点があっても面白いと思いませんかね。

 結局は頓挫してしまいましたが、神戸が現在シティのアシスタント・コーチを担う、ファン。リージョ氏に打診したのは

 「バルセロナのようにマイボールを大切にするサッカー」

 を目的としたためでした。

 そのために
 
 1・セルジ・サンペールとアンドレス・イニエスタを獲得
 2・グアルディオラ自身がリージョから多くを学んだと発言
 3・西、山口、酒井と日本代表とワールドカップを経験している選手を獲得

 という手をうったことが確かです。

 結果がついてこなかったことは残念ですが、このように明確な指針とプロセスがあれば、ファンとスポンサーはもっとお金を出してよいと思える気がしますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福岡ソフトバンク・ホークスに学ぶドラスティックな血の入れ替え

2020-12-07 15:13:36 | 日記
 4季連続で日本一となった福岡ソフトバンクホークス。

 横浜ベイスターズから移籍し、中軸として活躍してきたものの2020年は1軍登録さえなかった内川聖一選手が今季でチームを離れます。

 ホークスは他チームから見ると、ドラスティックに選手に解雇通告を行っていますが、これが彼らが考える

 「出来たら残留し報酬が上がる」
 「出来なけれが解雇」

 という考え方なのでしょう。

 ただ、投手のように監督が先発ならば長いイニングを託しすぎる、セットアップならば毎日のように登板するなど、起用方法も故障に繋がりますから、一概に投手と野手の怪我が自己責任。

 というわけにもいかないと感じます。

 甲斐捕手も本塁のクロスプレーで怪我を負い、離脱する可能性も否定はできないでしょう。

 その内川選手にはすでに東京ヤクルト・スワローズが獲得希望と言いますが、実際はどうでしょうか。

 ホークスの事例は1993年から95年までのヴェルディ川崎を連想させます。

 チャンピオン・シップ獲得のために、ブラジルから外国籍選手のカピトンを入団させる
 良ければどんどん使う、出来ないと思われる選手はすぐに先発から外れる
 指揮官もすぐに交代できる体裁を整える

 という形でした。

 長野パルセイロも過去、30代後半ながらも日本代表経験選手が入団し、大きな盛り上がりを見せた時期がありましたが、それが即効性をさほどもたらすわけではない。

 と言う事実も確かです。

 スワローズにとって内川選手の実績と優勝をする過去は、凄く魅力的なのでしょう。

 ただ、今季1軍登録が無いということは、中日ドラゴンズが松坂大輔投手を得たのと、同じように慎重になるべきではなでしょうか。

 新入団と解雇、トライアウトはまさに陰陽と言えますかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて考える別注という響き

2020-12-07 14:55:17 | 日記
 うろ覚えな部分がある点を、まずお許しください。

 かつてワニ・ブックスから「クール・トランス」という雑誌が発売されていました。

 初号の表紙はダウンタウンの浜田さんで、冒頭の特集記事はエアー・ジョーダンに関しての物で、明らかかに祥伝社の「ブーン」を対抗、意識した内容でした。

 その後はKKベストセラーズが「ストリート・ジャック」を刊行し、この3誌は共に
 
 プーマのディスク、リーボックのインスタポンプ、ナイキのエアー・ジョーダンを軸にスニーカー新作記事を目玉とする
 同時にリーバイスのヴィンテージなど、古着特集を組む
 ともさかりえ、広末涼子など当時の人気アイドルを表紙に起用

 という形で部数を上げていきます。

 そのクール・トランスが興味深い企画を考えたのです。

 それはクール・トランス編集部が大手に

 「別注スニーカーの開発を依頼」

 というもので、多くのブランドが「できない」と断る中、当時「ブルックス」の版権を所有していたアサヒ・コーポレーションが許諾したんですよね。
 
 それは名品「ヴァンテージ430」のアッパーを虹色にカラー変更した「ヴァンテージ・レインボー」と呼ばれるもので、ロット3000足が発売されたはずなんです。

 僕は今でも通常品の「ヴァンテージ430」を所有し履くのですが、この虹色も当時運よく購入することができ、所有していたのですが、お金に困って売ってしまったのです。

 僕はマニアではないので、本も衣類も靴も

 「ああ、売らなければよかった」

 と思うことがあるのですね。

 プーマのウルトラを自社企画で特集した欧州に拠点を置く「ユニ・スポーツ」

 世界限定25足の販売
 アッパーには店舗の住所や緑を大胆に配色したデザイン

 が大きな話題となり、既に完売御礼という状況です。

 クール・トランスが企画した際は、最低〇〇足の数が二けたと言うことが考えられませんでした。

 それは工場の稼働と粗利率の問題でしょうが、現在は3Dプリントやニットなどで、ここまで限定した形でも靴が別注できるのでしょうか。

 確かにインターネットで個人別注ができる時代です。

 日本でも過去B&Dが、ヴァルスポルトを独占販売しましたが、今後はより明確なスパイク別注が現れるかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする