塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

フットボールパークの取り扱いスパイクを眺めて

2020-12-21 18:55:51 | 日記
 今久方振りに「フットボールパーク」を閲覧し、スパイクリストを眺めてみました。

 扱うブランドは本当に多彩で、アスレタ、ペナルティ、ガビックにアドラー、そしてヤスダと地方在住の方からすれば、これらがネット注文出来ることはありがたいのでしょうね。

 ただ、一方で上記のブランドはリストの下の方にあります。

 上にはナイキ、アディダス、プーマ、そしてミズノなどの大手が並びますが、一番異なるのは価格でもなければサイロでもありません。

 「口コミ評価と星の数」

 になります。

 下のリストにあるブランドの需要が少なく、上にあるブランドが大人気というわけでもないのでしょうが、確実なのは

 1・下のリストのブランドは頻繁にモデル・チェンジをしていない
 2・2018年、2019年発売の品でも完売になっていない
 3・アンブロのような中堅はモデルチェンジがそこそこあるが、上のブランドがモデルチェンジが非常に多い

 という3点です。

 つまり、このリスとは多分に

 「よく問い合わせのあるブランドを上に入れることで利便性をはかる」
 「それだけ改変が大きく、ページ数も必要となるので、上にある方が単純にホームページの管理がしやすい」

 という意味なのでしょう
 
 確か漫画が原作で数年前テレビドラマとなった「美咲ナンバー1」という作品があったと思います。

 僕はいつも「不人気ナンバー1」だと思っていますので、ホームページを見た際に、アドラーやアスレタがもくもくと製造し、ヤスダが再度流通していることが凄いと思うわけです。

 ただ、万人むけの木型はないでしょうし、ミズノならば練習用にモナルシーダ、試合でモレリアと言うように種類があれば履き分けも可能、と事実もまた確かですがね。
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都市ヴェネツィアにみられる明暗

2020-12-21 18:36:41 | 日記
 「対岸のヴェネツィア」

 政治 サンマルコ大聖堂、元首、コンスタンティノープル 第4回十字軍
 カルチョ 名波浩 アルバロレコバ
 指揮官 ルチアーノ・スパレッティ ワルテル・ノベッリーノ
 オーナー クロノス ザンパリーニ

 冒頭の言葉は何を意味するかと言いますと、集英社文庫から今年の7月25日に初版刊行の内田洋子の作品になります。

 つまり書籍の題名というわけです。

 僕にとってヴェネツィアもやはり連想するのはまずカルチョであり、歴史絵巻では無いのですね。

 1999年、インテルからレンタルで移籍したウルグアイ代表は、素晴らしい活躍でB降格から救い、2006-07シーズン、トリノに新天地を求めた先にいたのは。

 イタリアで唯一、アルバロ・レコバを導いた指揮官と指摘された、ワルテル・ノベッリーノがいたためです。

 それでもレコバはインテルを愛し、トリノに赴くことはしたくなかった、しかし既に指揮官ロベルト・マンチーニは彼を必要としてはいなかったのですが。

 この時代にはまだ「クロノス」が存在するも、スパイク提供をしていた選手は皆無でした。

 アルゼンチン代表 ガブリエル・バティストゥータ リーボックへ
 ブルガリア代表 フリスト・ストイチコフ プーマへ

 というように、ある種ヴェネツィアが纏うクロノスは異質でした。

 ある意味名波浩も異質であり、1年後レバノンの地で高々とアジア杯のトロフェオを掲げ、この地での研鑽が無駄ではなかったことを証明しますが、現地の人間はいかほどがこの事実を知ったのか。

 それも定かではありません。

 同じイタリア人でも、ザッケローニに関してはあれだけの資料があるものの、ノベッリーノにはそれらの見識がありません。

 ヴェネツィアは満潮時とそうでない際の風景がコントラストを描きますが、サッカーにも同様の明暗はつきものです。

 パルセイロ・ファンならば先刻承知の事実です。

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イタリアを語り続ける女性たち

2020-12-21 13:07:48 | 日記
 南欧と言いますと、スペイン、イタリア、ポルトガルの3か国を思い浮かべます。

 僕はイタリアを好みますが、僕の海外サッカーの入り口がイタリアであり、その影響が今でも続いています。

 一方で近年はデンマークを含む北欧、スカンジナビア半島にも関心があります。

 女性の社会進出に歯止めをかけないこと
 性的マイノリティを除外しない世の中
 フェアトレードやオーガニックなど、流通の観点

 フェアトレードは英国も盛んですが、これらに関して北欧は明らかに日本よりも優位性を保ち、だからこそ学びたい、資料を取り寄せたいと思うのですが、なかなか希望する者が見つかりません。

 旅行ガイドは比較的見つかりますが、上記の取り組むや働き方、彼らが同性愛や異性愛についてどう考え過ごしているかについての書籍があると嬉しいのですが。

 須賀敦子、内田洋子、そして塩野七生

 なぜか女性がイタリアについて言及することが多いのは、日本特有の現象でしょうか。

 特に塩野七生が欧州選手権はカルチョについて語っているように、カルチョを通じて更にイタリアの深層心理について言及することは可能と感じます。

 とはいうものの、僕は須賀敦子の本は2冊しか所有していませんし、内田洋子の作品も最近になって読み始めたばかりです。

 それでも、彼女たち異国(イタリアではフォレストと言うようですが)から来た人間に対して、イタリアがどう対応し、じゃた彼女たちがどう接してきたか。

 これからイタリアに限らず海外リーグで勝負しようと考える選手たちからすれば、良い資料になるように思えます。

 北欧諸国もイタリアも、コーヒーを贔屓にする点は同じでも、スタジアムに響くモンキーチャントの有無には、大きな差があるのですが。
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人生とカルチョは同じか

2020-12-21 12:40:13 | 日記
 ミラノ
 
 石と霧のあいだでぼくは休日を楽しむ。
 大聖堂の広場に憩う。

 星のかわりに夜ごと、ことばに灯がともる
 
 人生ほど、生きる疲れをいやしてくれるものは、ない。

 この詩は須賀敦子「コルシア書店の仲間たち」の冒頭に登場する、ウンベルト・サバと言う人物の作品です。

 僕はこの詩人についての予備知識はありませんが、「人生ほど」を「サッカー、カルチョ、フットボール」に置き換えることは可能ではないでしょうか。

 長野パルセイロのファン、スポンサーは

 「一体いつになったら、僕たちの願いは達成されるのか」
 「いつまでこのJ3というカテゴリーにいるのだろう」

 を焦れて、不安で、それでもお金を握りしめて長野Uスタジアムに行くわけです。

 2009年ワールドカップのプレイオフ、フランス対アイルランド。

 ティエリ・アンリがハンドを犯し、彼自身がその点を認めたものの得たゴールの取り消しとはならず、また再試合も却下されたため、両国の間にはものすごい緊張感が漂いました。

 だからこそ、2010年ワールドカップでフランスが

 「レイモン・ドメネクとニコラス・アネルカ」
 「ヨアン・グルキュフに対してのいじめ」

 が報道されると、アイルランドの関係者は喝采を挙げたわけです。

 人生もサッカーも続く、そして逃れることができない、サバはその名の通りイタリア人でしょうから、きっとカルチョを好んだに違いありません。

 最悪、自殺ということで人生は終えることができますが、僕のようにひとりぼっちはともかく、多くの方が恋人や友人がいて、その存在が自殺を押しとどめていると感じます。

 サッカー観戦も大半が苦痛の連続ですが、それでも選手を応援したい、スタジアムに行こうという気持ち、これがまさに人生なのではないでしょうか。
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長野パルセイロの複雑怪奇

2020-12-21 12:21:51 | 日記
 長野パルセイロファンの多くが、J3の3位で今季を終了し来季も同じカテゴリーで戦うことに、大きな喪失感を感じています。

 ただ、喪失感の中には様々な要因が混ざった、ある種複雑な存在であり、だからこそ皆さんどうして良いのかわからないと思うのです。

 まず、2019年の長野パルセイロは最終順位は9位、一時期は最下位に沈み横山監督にも大きな批判が寄せられます。

 しかし、最後は5連勝を飾り2020年に向けて、良い兆候が見えたと思う最中、クラブは多くの契約満了選手を発表し、最終ラインから大島、背番号10の宇野沢がクラブを去ります。

 さほど悲観していない方も中にはいまして、理由としては

 1・今季は選手の過半数以上の17名が新加入だった
 2・その選手たちが練習場と練習時間もままならないなか、横山監督とともに最後まで昇格の可能性を見せてくれた
 3・逃したことは残念だが、開幕前の予想を考慮すれば今季は上出来

 というもので、大抵の方は確かに上位進出を目論めるとは考えていないと思います。
 
 一方でストレスを感じている皆さんは

 1・確かに昨年から比べれば、良い順位であることに間違いない
 2・ただ、本当に本当にチャンスだったことも確かである
 3・そもそも最後のホーム2連戦で勝ち点「1」しか取れない理由は何か
 4・長野パルセイロの選手が抱える重圧の正体は何か

 を寝返りを打ちながら、必死に考えているに違いありません。

 今日、僕の地区は燃えるゴミの収集日で、早朝ゴミを出して信濃毎日新聞をコーヒーを飲みながら読む、こんな虚しさもないと思いましたが。

 J2王手という形で見出しが出たこともあり、やはり最後は緊張ではなくどこか「何とかなるよ」という安堵の気持ちが勝ってしまったのかもしれません。
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