塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーの世界におけるジャーニーマン

2020-12-29 22:46:04 | 日記
 ニコ・コバチ解任から、ハンジ・フリック暫定政権の発足、以後怒涛の快進撃でチャンピオンズ・リーグは11連勝。

 極め付けとして暫定指揮官は正規監督となり、賞金を満額得る形での3冠獲得。

 宮藤官九郎のような優れた脚本家でも、2019-20シーズンのバイエルン・ミュンヘンの姿は描けないほど、突出したものでした。

 その3冠にレバンドフスキのUEFA最優秀選手賞が、更に華やかな形を呼び寄せませす。

 しかし、これだけクラブが劇的な展開を果たしても、フェリペ・コウチーニョの気分は晴れなかったでしょうね。

 結局、彼はバイエルンに留まる事が出来ず、バルセロナに戻るしかなかったわけですから。

 バイエルンに共通していることは、

 ハメス・ロドリゲス、フェリペ・コウチーニョを「お試し」の形でレンタル
 しかし、いずれもレンタルバックの形で買取はしない
 一方でアルフォンソ・デイビス、キングスレー・コマンなど、若い選手を見る目は確か

 ということでしょうか。

 以前にもお話したように、コロンビア代表、ブラジル代表の両選手が、どうしてこんなに所属クラブを転々としなければならないのか僕にはさっぱりわかりません。

 一例ですが、クラブが放出を検討している選手として

 バンジャマン・メンディ マンチェスター・シティ在籍 故障が多すぎて戦力として計算しにくい
 ウスマヌ・デンベレ バルセロナ在籍 時間にルーズで練習への遅刻が頻繁、同時に怪我が絶えない
 
 というように、選手が何かを改めれば(それが難しいことも確かなのですが)放出されにくいものです。

 コウチーニョ、ロドリゲスは恐らく、自分を心から必要とするクラブと出会えていない時期が長かったのでしょう。

 後者はエバートンで敬愛する指揮官アンチェロッティと再会し、それはナポリから移籍したブラジル代表のアランも同様です。

 コウチーニョがユルゲン・クロップと再会することは無いと思いますが、彼ほどの実力者が宙ぶらりんの形は、見ていてやはり残念に思います。
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裏と表の関係性

2020-12-29 22:21:12 | 日記
 明日TBS(長野県では信越放送)は午前7時30分から「恋は続くよどこまでも」を、禅話放送すると聞きました。

 来年1月3日にも「MIU404」を同様に全話放送するとのことで、今から楽しみにしている方は多いと思います。

 このように昨年末から今年、TBSが企画したテレビドラマの多くが、脚本、演出、配役にいたるまで好評でしたね。

 その代表例が「半沢直樹」なのでしょう。

 しかし、一方で「クレイジージャーニー」でやらせが発覚したように、全てを手放しで賞賛することはできません。

 サッカーに限らず、勝負事には勝ち負けがありますし、八百長や無気力試合でない限り、ファンは敗北を受け入れなくてはなりません。

 しかし、「やらせ」は僕たち(視聴していない方は除きますが)をだましてますよね。

 ただ陳謝するだけでなく

 1・どうしてそのような形が起きてしまったのか
 2・責任者は誰なのか、どのように責めを負うのか
 3・解雇なのか、左遷なのか、減給なのか、減給ならばいかほど給料を減らされるのか

 それは説明すべきだと考えます。

 サッカーは移籍金が高ければそれだけ活躍が見込まれ、指揮官も選手も衆人環視の形ですぐさま罵声が飛び、GM、GD,SDの地位も決して安泰ではありませんが、彼らは僕たちを騙してはいません。

 お金の使い方を間違えた、移籍したリーグ、クラブの選択をもっと慎重に行うべきだった、と言う観点はあるでしょうが。

 メスメディアとうまくやりなさい
 選手とマスメディアはお互い様

 とクラブの広報は言います。

 しかしマスメディアも過ちを犯しますし、彼らの意見がすべて正鵠を得ていません。

 当たり前ですが僕の意見もそうですし、そこにアマチュアとプロの垣根はないに等しいと考えています。

 少なくとも、マスメディアが誤りを「訂正と削除」ではなく、書いた記者や編集長が頭を下げ、その記事を書いた経緯や処罰について言及しない限り、選手がマスメディアに歩み寄ることは難しいはずです。

 裏と表、陰陽など対になる言葉はありますが、快進撃の背景には「裏」があるものでしょう。
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代理店経由か、本社と直接契約か

2020-12-29 18:12:34 | 日記
 中田英寿はイタリアに移籍した際、愛用していたスパイクはフィラの「ファッシノ」でした。

 1996年五輪予選の際はアシックス
 1997年ワールドカップ予選はナイキ
 
 で戦っていましたが、1998年からフィラと契約し、ワールドカップでもファッシノで出場します。

 ローマに移籍し、引退する2006年まではナイキを愛用し、現在チャリティでプレイする際はアディダスを履いていますね。

 実は当時、日本においてフィラの版権は

 「鐘紡フィラ」

 という企業がもっていたはずで、NBAグラント・ヒルをモデルにフィラが展開した洋服ブランド「フィラ・スポーツ」も同様の形だったと記憶しています。

 ただ、中田英寿は本国の「フィラ・イタリア」と契約したらしく、だからこそグローバル市場で活躍が求められたのです。

 中田はファッシノの後継機種「ファッシノ2」を履きましたが、何かがあったのでしょうナイキに鞍替えするわけですが。

 ここまでフィラと中田の話をしてきたのは、昨日お話したディアドラの代理店DMRが、ディアドラ本社とのライセンス契約を延長しないことを知ったためです。

 実は現在、Jリーグの選手でディアドラを履いている選手は皆無のようですが、テニスではダニエル太郎選手が知られています。

 仮に彼がDMR経由でディアドラと契約しているのであれば、2021シーズンは別ブランドのテニスシューズを履く形になります。

 しかし、イタリアのディアドラ本社と直接契約しているのあれば、日本市場の事は無関係になりますし、新しいシューズブランドを探す手間を省けるに違いない。

 勝手に僕がそう思っただけの話ですが。

 日本でも過去、エーラインやマイターなどが版権の問題で市場から消えています。

 ディアドラと言う名門が国内流通しなくなるとすれば、何だか寂しいですね。
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厳しい戦いに選手が身を置くこと

2020-12-29 17:56:52 | 日記
 今季のAFCチャンピオンズ・リーグは、kリーグの蔚山現代が優勝しました。

 本家のチャンピオンズ・リーグ同様、AFCも趨勢がありますよね。

 今季に限らずkリーグのクラブが続けて優勝した時期もあれば、2007年のレッズ、2008年のガンバとJクラブが2季続けて頂点にたったこともあります。

 2010年代中期は中国の時代で、誰もが

 「広州恒大を破る術はあるだろうか」
 「彼らに資金で太刀打ちできないのは当然、ならば戦術やスカウティングで勝つ」

 と奮い立ちました。

 2018年鹿島アントラーズが遂に、念願だったアジア・チャンピオンとなりましたが、欧州がチャンピオンズ・リーグ、南米がリベルタドーレスで選手が鍛えられています。

 その逞しさは当然、代表にも還元されるものです。

 ですからJクラブもチャンピオンズ・リーグに参加し、勝利ボーナスや経験値、そして心身友の逞しさを増すためには、やはり上位進出は必須となってきます。

 ただ、ユヴェントスの例をみてもわかるように、あれだけ決勝に進みながら頂点が遠いクラブがあるように、数十年に渡って優勝から遠ざかるクラブがあります。

 リベルタドーレスならば

 1・ウルグアイのペニャロルとモンテビデオ
 2・2012年優勝クラブ、コリンチャンスはこの優勝が初めての栄冠であった
 3・コロンビアのオンセ・カルダス。アトレティコ・ナシオナルのような伏兵の優勝
 4・名門、過去の優勝回数という枕詞は不要

 というように、それらの厳しい戦いが、代表招集を受けた際に大きくものを言っているに違いありません.

 残念ながらサッカーの世界では

 「アジア独特の笛」

 と呼ばれるように、誰が見ても不可解な判定が下されることがあります。

 チャンピオンズ・リーグで様々な芝、空気、ボールの飛び方、そして審判の判定に慣れていれば、これらに対処する術が自然と身につくに違いありません。
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洗車をして気分一新です

2020-12-29 17:38:25 | 日記
 僕は明日が年内最後の非番で、元日から勤務が待っています。

 大晦日から元日は積雪や厳しい冷え込みが予想されており、正直悩んだのですが新年を新鮮な気持ちで迎えたいと思い、今日勤務を終えた後に洗車をしました。

 どうせ雪が降れば汚れてしまうのですが、そこは気持ちの問題だと思ったためです。

 僕と同じ気持ちの方が多いのか、洗車場には先客がおり、僕の後にも新しい方が僕の洗車が終わるのを待っていたほどです。

 欧米ではクリスマスの方が重要事項のように思えますが、日本は

 「大晦日、年越しそば」
 「お年玉、お節料理に門松、しめ縄」

 など、年始行事を大切にするように感じます。

 本来ならばこの時期、イタリアやドイツはウインターブレイクであり、海外選手たち、自国選手たちのいずれもつかの間のバカンスになります。

 しかし、英国で新型コロナウイルスの変異種が発見され、残念なことに日本でも既に羅漢している方が見受けられます。

 海外リーグに移籍することは今、その国に馴染むだけでなく

 その国の医療体制や保険制度をしること
 その為には代理人も選手も、よく下調べをする必要がある
 日本の国民皆保険は米国には存在しないように、保険制度は各国で異なる

 これらが今後、更に重要視されるように感じます。

 今、スーツやシャツでウイルス除去機能を搭載した新作が珍しくありません。

 今後はナイキ、アディダス、プーマなど大手はサッカーに限らず、デザインと軽量性、発汗作用に重きを置いてきたかいはTコンセプトを、

 「抗菌、殺菌、除菌などウイルスに関係する素材を開発」
 「そのために多くの費用を投じる」

 事にシフトするのではないでしょうか。

 サッカーがコンタクト・スポーツである以上、ジャージと身体の接触は避けることができませんからね。
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