塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jリーグの扱いが小さいのは何故でしょうか

2021-11-21 11:19:35 | 日記
 今日は非番です。

 ですので昨夜はテレビ信州(首都圏では日本テレビ)が放送する「ゴーイング・スポーツ&ニュース」で、J1からJ2に降格する3クラブの試合内容を確認しようと起きていました。

 最初から予期していましたが、冒頭の話題はオリックス・バファローズ対東京ヤクルト・スワローズの日本シリーズ初戦でして、サッカーの話題はなんと0時30分、しかも1分程度の情報量しかありませんでした。

 むしろ今朝の信濃毎日新聞の方が

 「レアンドロ・ダミアン、得点王争いに肉薄」
 「降格したベガルタ仙台に対し、ファンから容赦ない罵声」

 というように、内容が見受けられました。

 しかし、日本シリーズやその他の情報と比較してもJ1の扱いは小さく、ゴーイングでは日本代表がオマーン代表に1-0で勝利した試合の考察もありませんでした。

 つまり、Jリーグも日本代表も放送する、執筆する「バリュー・価値」がないのでしょう。

 これが森保一日本代表監督を解任し、新しい指揮官を招聘してB組首位のサウジアラビアを追いかける、オーストラリア代表を敵地でも叩く、というような形でも、状況は変わらないでしょう。

 言い換えますとJリーグも代表も、「コア」なファンだけが情報を切望し、研究し自分から発信している形となります。

 仮に代表がこのままカタール・ワールドカップに出場したとしましょう。
 
 その直前くらいからテレビは、完全なる手に平返しでJリーグの報道も、海外リーグの選手たちがどのような形で研鑽を積んできたことも考慮せず、ただ招集された選手たちを紹介するでしょう。

 何故この選手が落選したのか
 この選手が招集された持ち味は何なのか

 そのような考察も意見交換もないまま、マスメディアはただ情報を垂れ流し、敗戦の時点で一気に手を引く。

 やはりワールドカップは「コア」なファンの代物と言わざるを得ないと感じますね。
コメント
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