クリスマスイブとクリスマスが終わると、しめ縄や鏡餅に年賀状という、日本古来の風物詩が主役となります。
サッカーでは過去、年末を迎えると
天皇杯に参戦するクラブの調整はどうか
元日決戦は、選手にとって最高の栄誉と舞台
と囁かれたものです。
過去、多くのクラブがこの栄冠を得てきましたが、その中には既に「横浜フリューゲルス」という、存在しないクラブもあります。
彼らの息吹をしる過去のファンは、2013シーズン優勝クラブが横浜Fマリノスであることを、慰めと思わずむしろ複雑な心境で見つめていたでしょうし、中村俊輔が移籍することすら考えることができませんでした。
1993シーズンの優勝は
加茂周監督が描く、ゾーンプレスの集大成
彼はこの明確な考えを辛抱強くクラブに浸透させる
そしてこの優勝を契機に、日本代表監督となる
という、横浜フリューゲルスが仮に存在していれば、今でも語り草になる出来事が多かったものです。
ただ加茂さんは
日本代表ではまず、ドーハの選手たちを招集し、戦力になるかどうかを確かめる
横浜フリューゲルスでは両翼がワイドに立つ形であるが、代表では4-2-2-2という歪な形
機能しないとみると、5-3-2に近い3-5-2
という、布陣にさえ迷いが生まれます。
横浜フリューゲルスは後任監督の木村文治体制の際、エバイールとサンパイオ、ジーニョというブラジル代表を一気にパルメイラスから引き抜き、ブラジルでも突然注目されます。
これらの投資が、台所事情をきつくしてしまった面は否めませんがね。
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