塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

過去、元日決戦があったころ

2024-12-24 21:23:20 | 日記

 クリスマスイブとクリスマスが終わると、しめ縄や鏡餅に年賀状という、日本古来の風物詩が主役となります。

 

 サッカーでは過去、年末を迎えると

 

 天皇杯に参戦するクラブの調整はどうか

 元日決戦は、選手にとって最高の栄誉と舞台

 

 と囁かれたものです。

 

 過去、多くのクラブがこの栄冠を得てきましたが、その中には既に「横浜フリューゲルス」という、存在しないクラブもあります。

 

 彼らの息吹をしる過去のファンは、2013シーズン優勝クラブが横浜Fマリノスであることを、慰めと思わずむしろ複雑な心境で見つめていたでしょうし、中村俊輔が移籍することすら考えることができませんでした。

 

 1993シーズンの優勝は

 

 加茂周監督が描く、ゾーンプレスの集大成

 彼はこの明確な考えを辛抱強くクラブに浸透させる

 そしてこの優勝を契機に、日本代表監督となる

 

 という、横浜フリューゲルスが仮に存在していれば、今でも語り草になる出来事が多かったものです。

 

 ただ加茂さんは

 

 日本代表ではまず、ドーハの選手たちを招集し、戦力になるかどうかを確かめる

 横浜フリューゲルスでは両翼がワイドに立つ形であるが、代表では4-2-2-2という歪な形

 機能しないとみると、5-3-2に近い3-5-2

 

 という、布陣にさえ迷いが生まれます。

 

 横浜フリューゲルスは後任監督の木村文治体制の際、エバイールとサンパイオ、ジーニョというブラジル代表を一気にパルメイラスから引き抜き、ブラジルでも突然注目されます。

 

 これらの投資が、台所事情をきつくしてしまった面は否めませんがね。

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