三菱自動車が新しいテレビ・コマーシャルを流しています。
2025年に向けて用意していたのでしょう。
ただその放送の前に、提携する日産自動車が本田技研と経営統合を目指すことがわかり、三菱自動車は出鼻をくじかれた面があるわけです。
日産の「デイズ」と三菱の「EKワゴン」が、同じプラットフォームで製造されていることはよく知られていますが、そこに本田の技術力が加わると、どのような形で進化してゆくのだろうか。
という前向きな意見がそう多くないことも確かですが。
しかし、三菱の新しいコマーシャルは、三菱自動車の所有者をいらだたせる面があるとも感じます。
三菱自動車は過去、幾度も燃費不正を軸に謝罪を繰り返し、所有者から批判されてきました。
新しいCMは僕が見てもよい出来栄えと思いますが、一方で
うまいことだけを言うな
俺たち所有者をなめるなよ
という不愉快な気持ちになる方は、やはり一定数今でもいるはずですから。
サッカーも同様で、僕たちは案外簡単に1985年の「ヘイゼルの悲劇」や、シャペコエンセの飛行機墜落を語ります。
確かに現場検証を行い、自己の理由を探り教訓にしなければいけません。
しかし僕たち部外者がむやみに、勝手にかたることで他界した方のご家族を不愉快にさせている点、ないでしょうか。
日本サッカーではまだ、観客が事故で他界することはありませんが、軽々しく振り返ることも同時に難しいと考えます。
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