中田英寿がストーン・アイランドのアンバサダーに就任し、広告に登場しています。
ストーン・アイランドはイタリアの企業であり、日本展開の際には引退したとはいえ、今でも
日本代表選手が海外に移籍する先駆け
ASローマ時代のスクデット獲得は、今でも語り草
である中田が真っ先に思い浮かんだ、のでしょうか。
現在よりも限られた選手だけが、海外リーグでプレイしていた2000年代初頭。
今では不可思議な現象ですが、中田英寿が代表招集の際成田空港に降り立つと
「ナカタ・コレクション」
「最新の欧州ファッションがこれ」
というような見出しで、彼の着用する服飾品が大きく報道されたものです。
近年は日本代表選手の大多数が欧州にいますから、中田時代の貴重さはなくなりつつありますが、中田がマスメディアと距離を置いたのも、このような無駄な喧噪のため、かもしれません。
僕はむしろASローマに移籍し、すぐに契約先をフィラからナイキに変更したことに驚きでした。
ペルージャが彼を売却し、利益を得たことはガレックス名義の自社製品を売るよりもメリットがあったためでしょう。
しかしフィラからすれば、大切な広告塔を簡単に手放すことは簡単な決断ではなく、ペルージャ時代からナイキは既にプレゼンテーションを行っていたのでしょうか。
フィラのファッシノは、ずいぶん重量のある靴だったといいますから、ナイキの軽量性が中田の求めた機能、だったように感じます。
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